第2,031号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!」-13-

 

先週、
名古屋で受講生初の”禰宜塾継承セミナー”が行われました。

私のセミナー受講生は全国で約6,500名。
その中には、
政治家さんもいれば芸能人の方も。
上場企業の社長さんもいれば、
飲食店やパチンコ店のアルバイトの方も。
刑務所に入った方もいれば、
弁護士さんも公認会計士さんもいますし、
私と同じような
研修や講演のお仕事をされている方も多くいます。

7~8年前から、
一部の受講生の間から、
『先生に教えていただいた”原理原則論”を、
これから続く若い人達にぜひ、継承していきたいんです!』
こんな声が上がりはじめ、
福岡、岡山、神戸、大阪、名古屋、札幌、
そして、
東京の私が作ったコミュニティー
ミスタースクール(クラッシックバレエのストレッチを通して、体幹調整に取組むコミュニティー)”のメンバーの中からも、
『継承を目的に自分達で自習会をやりたいんですがご許可いただけますか?』といった申し出を受け、実際に毎月、自習会も行われています。

大阪では「自集会」と称した集まりで、
岡山では「自修会」というネーミングで、
福岡では「自行会」という名前で、
また、
東京では「自習会」の他に「自責会」というのも。

この中から、
そろそろ
HEP意識改革セミナーベーシックアドバンス」”の後継者育成をしていかなくてはなりません。
私のセミナーのベースになっているのは、
米国海兵隊のメンタルトレーニングですので、
そちらの本部との関係もありますが、
この問題の解決の拠点は、
後継者になりたいという方々が・・・・・、

今こにいて
何をしているかではなく
「”どの方向に向いて取組んでいるのか?」が重要
人は何をしているか?”は誤魔化せても
どの方向に向いているか?”は誤魔化せない!≫

これは先日、
顧問先の会長さんからアドバイスいただいたお言葉です。
『目の前で、
どんな言葉を並べられようが、
その後継者候補の方向性を見極めなさい!
それは日々の彼らの行動を追っていれば判る!』

この会長さんの言葉は参考になりました。
そういう意味でも、
先日の名古屋のS氏のセミナーは素晴らしかった。

何よりも、
彼の行動にはどんな小さな嘘も隠し事も無いから。

 

 

 

第2,030号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!」ー12―

 

 

自分の才能と運を開花させるには、
他人が咲かせた花を見て、
その花と同じ種を探そうとしないことです。

例えば、
誰かが、
先月までお金に困っていたのに、
今月になったら、
急に金回りがよくなったら、
『どうしてそんなに金回りがよ良くなったの?』って
聞きますか?
聞きませんよね。

この世の中は、
100人いれば100通りの生き方在り方)があるんです。

自分に今、
お金が無いからといって、
お金のある人の物まねをしたところで、
”お金が無い”という問題は、
一時的に解決しても、
永久的な解決にはならないのです。

そして、
そういう人の口癖が、
『お金が天から降ってこないかなぁ~!』
『宝くじでも当たらないかなぁ~?』
必ず、
こういうことを口にします。

良いですか!
お金が無い!”という問題点を抱えるのには、
それなりの理由があるんです。

それは儲ける方法を知らないとか、
給与が安いとか、
そういうことではなく。
その人が、
いま、
足元にある幸せに気付けていないんです。

でも、
気付けていない人は、
気付けているようなふり”はしています。
だから、

そういう人のFacebookの投稿や、
ブログは、
心理学的にいうと、
やたらと、
『幸せです!』とか、
『最高です!』とか、
『輝いています!』とか、
『最高の家族です!』とか、
こういう自己最高表現が多く見られます。

本当に”幸せ”な人というのは、
自分が”幸せ”ですとは口にしないんです。

なぜなら、
精一杯生きていることに”幸せ”を目いっぱい感じているから
そんな外に向けた、
余分な発信をするほど、
神経が他に向いていないから。

ほら!
本当に仲の良いカップルは、
自分達が仲が良いという感覚を感じていないんです。
それが普通だから!

何という哲学者の言葉だったかな?

人は本当に楽しい時に
楽しいなぁ~!』と口に出さないように
本当に幸せを感じている時には
最高に幸せです!』などとは口にしない!≫

 

第2,029号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!」-11-

 

今日の言葉は哲学者のタレスの言葉。

私達は
他人のことは良いところも悪いところもよく見える。
特に、
悪いところは、
まるで顕微鏡でも見るように、
細かなところまで見えるものです。

お医者さんで、
自分の不摂生に気付けないでいる人は
意外に多くいるようです。
これって、
その特徴的な出来事かもしれませんね。

タレスはこう言っています。

最も困難なことは自分自身を知ることであり
 最も容易なことは他人に忠告をすることである

ある意味、
『私もあの人のようにお金持ちになろう!』とか、
『あの人のような生活ができたら良いなぁ~!』って、
まるで、
その人の生活を見て知っているかのように、
そんな言葉を発する人がいますよね。

ブログなどをやっていても、
ランキングだとか、
どれだけアクセス数があったとか、

そうした”現象的”なことに囚われ、
そうした数字を目標にしているような人は、
このタレスの言葉のように、
自分自身がまったく理解できていないといえます。

ですから、
そういう人のブログって、
どこか、
ストリー的で、
どこか造られたような、
本当はそうではないのに、
『こうありたい!』という仮想の現象が、
あたかもそうあるかのように描かれているので、
読んでいるとすぐに判ります。

でも、
ご自身は、
『こうありたい!』と思い描いている姿が、
すでにそうあるかのように思い込んでいるので、
まったく気付けていないんです。

そしてさらに、
口癖は・・・・『私達は変われる!』。
自分を変えようとすること自体、
自分のことが全く見えていないということです。

第2,028号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!」-10-

 

アンネ・フランクの有名な”言葉”に、

薬を10錠飲むよりも、心から笑った方がずっと効果がある!≫

この言葉も、
その「本質」を見損なっている人は多くいます。
意味もなく、
『さぁ~笑いましょう!』
『苦しいことも辛いことも全て忘れて・・・笑いましょう!』
アンネ・フランクは、
そんな表面的なことを私達に伝えたかったのでしょうか?
きっとそうではないはずです。
彼女が生きていた、
あの忌まわしい世界大戦の最中、
隠れ家にひっそりと、
息を潜めるように生活をしていたはずです。

彼女の日記によって、
その後、
彼女の名前は世界的に有名になるのですが、
その日記の中にこんな記録があったそうです。
『いいかい。
今の生活は昔の生活に比べたら、
そりゃぁ~大変だろうけど、
ほら!
夜露は凌げるし、
暖かなスープは飲めるし、
そんな毎日に感謝することだ。
そして、
毎日毎日、
懸命に生きることだけを考えて、
そうすれば、
必ず、
生きていることに喜びを感じられ、
笑顔が自然とでてくるものさ』

これは彼女の父、
オットー・フランクが残した言葉だそうです。

決して、
つくり笑顔でも続けていれば、
心が明るくなるなどいというような、
軽い言葉ではないのです。

第2,027号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!」-9-

 

この”言葉”で、
つい先日、
某受講生が受けた採用面接のことを思い出しました。

その”言葉”はこれです。

成功するための唯一確かな方法は、
どんな仕事であれ、
期待されている以上のことをすることである!≫

中途採用に応募する人の多くが、
それまでの過去のことを
実績」としてPRしようとしてきます。
”何をしてきましたか?”という問いに対する応えでも、
『社内売上No.1になりました!』とか、
『お店を立て直し数字を安定させました!』。
こうしたことが、
これから先の契約に
有利になると思い込んでいるのでしょうね。

こういう人は、
面接後の感想が、
不思議とみんな同じなんです。
『感触は良かったんですけどぉ~、条件がねぇ~』

私が採用側なら、
ヘッド・ハンティングした相手は除いて、
試雇期間中(3カ月)なら条件は最低ラインで提示します。
過去に、
55歳の中途採用で、
試雇期間の給与は基本給18万。
期間中は住宅手当は半額支給の条件で
採用させていただいた人がいます。
決して高条件ではありませんでしたが、
彼の”言葉”が決め手となりました。
厳しい条件ですが覚悟を決めて取り組みます!』

そういう意志意識)の人は必ずやります。
3カ月後の試雇期間終了時には、
正式に部門長になられ、
基本給は70万にアップ。
もちろん住宅手当も満額になり、
役職手当もついたことはいうまでもありません。

やっぱり、
自分目線”なんですよね。

第2,026号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!」-8-

 

ある作家の”言葉”です。

他人の喜びの中に
自分の喜びを見出すことができること
そこに幸福の秘密がある!≫

この手の言葉は本当に多くありますよね。
「他人様に幸せを与えよう!」
「周囲の人達を幸せにするお役立ちの行動をしよう!」
「自分の喜びよりもまずは仲間の喜びのために!」

こういう言葉を、
そのまま、
表面的なことだけ読み取って、
理解したようなつもりになっている人。
こういう人も、
また多くいます。

他人さまへのお役立ちとかいいながら、
ご本人は、
礼儀礼節の””も理解していないような行動をとる人。
陰では、
愚痴や、
不満ばかりを語っているのに、
こういう言葉をよく口にする人。

いつも言っているように、
人生は常に”自分目線”で向き合わなければならないんです。
自分目線”で向き合えていない人ほど、
こうした言葉を多く口にするものです。

他人様の喜びの中に、
自分の喜びを見出せるか否かは、
日々の、
自分自身の「在り方生き方)」にあるんです。

誰かが成功して、
社交辞令のように、
おめでとう自分のことのように嬉しい!』
こんなミーハーチックな言葉を贈ることとは
全く異なるのです。

まっ、
そういう人は、
陰に回ると、
『だからなんなのよねぇ~・・・』などと語っているんです。

第2,025号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!」-7-

 

ヘミングウェイがこんな”言葉”を残しています。

今はないものについて考える時ではなく
今あるものでなにがやれるかを考える時である!≫

私達はいつも何かをしようとする時、
『○○が無い!』
『あれが無いと無理だろう!』

この”○○”の中に入るもの、
代表的なものが3つあります。

1.『時間がな~い!』
2.『人手がな~い!』
3.『予算がな~い!』

そして、
議題に挙がった案件を、
この3つが無いために”やりたくてもできないんだ!”という、
馬鹿げた理由言い訳)つくりを語り合うことを「会議」と
思い込んで取組んでいる人達、
意外と多くいるんです。

モノだって、
一度使って、
物置の奥に放り込んであるものでも、
智慧工夫をすれば、
新しい使い方が生まれるものです。

新しい出来合いのモノを望んで、
無いものねだりの駄々っ子のように、
やりたくない言い訳”を、
さも、
できない理由」のように語るのだけは止めた方が良いです。

自分を小さく見せて、
惨めな姿を
その場に埋め込んでいるようなものですから。

 

禰宜塾定例会 《第3回きっかけ・気付きの会》のご案内(2016/7/29開催)

禰宜塾事務局からのご案内となります。

禰宜塾定例会《第3回きっかけ・気付きの会》開催のお知らせです!

前回(2016/5/20)に開催した禰宜塾定例会《きっかけ・気付きの会》が

盛況のもと、無事に開催させて頂きました。また、参加者の皆様からも好評価を頂きました!

第3回目の開催要項を以下に記載しますので、ご覧ください。

◆第3回目-定例会内容

今回は以下のいずれかのテーマを考えております。
・「関係性」について
・「コミュニケーション」について

皆様の多くの参加をお待ちしております。

◆開催概要
開催日:7月29日(金)
時間:19:30~21:00
場所:TKP上野ビジネスセンター
東京都台東区東上野2-18-7
会費:3,000円

終了後から23時ごろまで近くのお店で懇親会を開催します。
懇親会は別途1人3,000円程度の予算を予定しています。

◆定例会内容
①禰宜先生によるテーマにそった講話(1時間程度)
②グループに別れてのディスカッション(30分程度)
③アンケート

ご興味のある方は、お気軽にお申込みください!

 

第2,024号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!ー6ー

 

今日の”言葉”は、
ある哲学者の言葉。
ビジネスの世界でも、
いまだに”差別化”とか、
自社の価値を伝えるとか、
時代遅れな考えを持っている人がいますが、
こういう考え方の人は、
いつも、
自分じゃない誰か他の人、
自社ではなく、
競合他社のことが頭から離れなんでしょうね。

そんな人に、
哲学者らしい一言。

私達は他人と同じようになろうとして、
          自分の3/4を失ってしまう‼≫

自分の才能を開花させるには、
目線は常に自分です。
他人と比べて、
他人に負けないように、
こんなスタンスでいるから、
差別化”などという言葉が頭に浮かんでしまうんです。
大切なことは、
可能な限り、
自分らしさ≪独自化≫を打出す方法を考えることです。

誰かの役に立ちたい」と考えるなら、
常に自分目線で、
自分の足元を見て生きること。
相手目線になるから、
評価だけが気になり、
演じる自分を作ることになるんです。

自分らしさを磨いて、
突き詰めていくことが”生きる”ということ。
自分目線で、
自分の「在り方」にこだわって生きていれば、
必ず、
その姿に共鳴共感してくれ人が現れます。

 

第2,023号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!」-5-

 

今日の”言葉”はこれです。

発見の旅とは新しい景色を探すことではない
新しい目を持つことである!≫

この”言葉”は知っている方も多くいるはず。
毎年のように、
同じところに旅行に行っても、
自分の目先を変えると、
始めてきたところのように新鮮になるものです。

私は、
この”言葉”を、
良く、
企業組織の人材育成の研修など使うんです。

採用をかけても、
応募者が集まらない。
電話連絡させない。
こんなお店が、
実は、
ほんのちょっと”目線を変えた”だけで、
問い合わせの連絡がくるようになったんです。

特に、
明治維新の時以上に、
世の中が変化している今の時代では、
常識とか、
慣習とか、
習慣といったもは、
どんどん役に立たなくなっています。

職場の中の人間関係だって・・・・。

明るい挨拶、
明るい表情、
「ありがとう」に「助かったよ」と、
「なにか手伝おうか?」
こういう言葉を投げかけあっているだけで、
相手に好ましい感情を生み出させ、
職場の中に活き活き感が溢れるんです・・・とか。

自分が気分が冴えなくても、
前向きな愛情あふれる”言葉”は、
使っているだけで、
自分の心の状態はもちろん、
相手の心の状態まで晴れやかなものにします・・・とか。

こういうブログの投稿などをよく見受けますけど、
ほんとうにそんなに人の心って、
簡単に変わっていくんでしょうかね。

私はそうは思いません。
こんなところにも、
もう宗教チックなとらえ方はやめて、
しっかりと向き合ってみるといかがですか?

今は、
表面的なことではなく
本質を追い求める時代です。