第2,781号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -82-

 

いよいよ2017年最後の日。
昨日のブログでもお話ししたが、
1年の満足は、
1日1日の満足の積み重ねからはじまっている。

目の前の”もっともっと小さな満足”に気付けない人は、
その日の寝る時に、
その日1日の満足感を得ることは難しくなり、
結局は、
1年どころか、
一生”満足”を感じられずに過ごすことになるかもしれない。
それは、
”満足”を感ずる自分の心の器に
ポッカリと小さな穴が空いてしまっているから・・・。
ちっちゃな穴だから、
小さなことの”満足”が時折やってくると、
その穴は、
一時的に塞がれてしまう。
でも、
また少し経つと、
同じように穴が元に戻ってしまどころか、
一時的に満たしに来た”小さな満足”が、
穴を通過する時に、
また少しだけその穴を大きくしていってしまっているから、
ますます”満足感”を感ずることが難しくなっていく。
『お給与がもっと上がればなぁ~』などと
愚痴を言っている人が、
上がった瞬間は大喜びしても、
3か月もするとまた同じかそれ以上の愚痴を言い出すのと同じ。

中村天風さんの言葉にこんな良い言葉がある。
「歓喜の心に悲哀なく 感謝の心に不満宿らず!」

2017年最後のブログはこの言葉で締めらせていただきます。
いつもブログを読んでいただいている受講生の皆さん。
この1年ありがとうございました。
また来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎えください。

第2,780号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -80-

 

結果の形だけを追い求めようとするから、
足元の小さな”満足”に気付けない。
1年の”満足”は、
1日1日の”小さな満足”の積み重ねであり、
1日の”小さな満足”は、
瞬間、瞬間の、
”もっともっと小さな満足”が積み重なって存在している。
昨日のブログでお話ししたが、
毎日の挨拶だって、
職場の中を明るくするため、
誰かを明るくするため、
相手に心を寄せてとか、
まるで仙人にでもなったようなことを考えながらやっていると、
自分が思い描いたように、
相手が反応してくれないと、
自分の”満足感”が満たされず、
失望感だけが高まっていくから、
いつも間にかやらなくなってしまう。
もっともっと、
”小さな満足”を求めることだ。
毎日寝る前に、
今日あった”もっともっと小さな満足”を振り返ってみること。
『雨になるといってたけど、
降られなくてラッキーだったなぁ~』
仕事でミスをして、
『上司に怒られると思ったけど、
いろいろ諭され気付けることがいくつもあったなぁ~』
もっというなら、
『ただいまぁ~!』って寒い中帰宅したら、
奥さんやお母さんが暖かな食事を作ってくれていて、
『今日も3食キチンと食事が摂れて恵まれてるなぁ~』
こんな”もっともっと小さな満足”を探してみることだ。

2017年が”満足のいかない1年”と感ずる人は、
もしかした、
こういう”もっともっと小さな満足”を見落としているのかも?

第2,779号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -80-

 

最近は不満や愚痴を先に口にする子供が増えているそうだ。
どうもそれは、
30~50代前半のパパ、ママ世代から受け継がれたものらしいが、
もっと遡ると、
50代後半~70代のジジ、ババ世代の責任があるのかもしれない。
モノが今ほど満たされていなく、
特に60代後半から70代を過ぎた方々は、
戦後の苦しい時代に育ち、
自分の子供にだけは
そんな苦しみを味合わせたくないという思いから、
バブルの頃には
無理してでもいろいろなものを与えてやることが
自分の役割のように思いこんでしまったところもある。
そんな子供達が親となり、
生まれた時には、
モノと情報に溢れかえった今の子供達には、
全てが満たされることが当たり前のように感じている子供が多くいるという。
ある調査で、
世界の子供達の幸福感を調査したところ、
日本の子供達の幸福感が最も低く、
5人に1人しか感じている子供がいないそうである。
ところが、
お隣の韓国や中国では、
5人に3人が幸福感を感じ、家族意識が強いそうだ。
貧しい地域も多く、
家族意識の強い民族文化を持っているとはいえ、
物質的、金銭的な豊かさを感じられなくても、
幸福感は感じるとこが出来るということだろう。

満足感、幸福感に満たされない人間は、
必然的に満たされないことに不満を感ずるようになっていくが、人はそれでは切りがなくなる。
人生も仕事も同じかもしれない。
満たされなくて当たり前。
満たされたらラッキーぐらいに受取ることの方が良い。
期待や欲望が大きければ大きいほど、
人は失望感も倍増していく。
毎日の挨拶だってそうだ。
相手に伝わったかどうかなんて考えないことだ。
自分が”やっているかいないか”だけを考えれば良い。
ましてや、
自分の挨拶で他人様も明るくさせるとか、
喜んでもらおうとか、
それが例え”善の欲求”であれ、
欲は膨らませば膨らますほど失望感は高まってしまう。
だから、
『私は明るく挨拶をしているのにどうして彼は返してくれないの?』という
”我欲”を必然的に生み出すことになる。

第2,778号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -79-

 

2017年も余すところ3日。
この1年を振り返って、
2017年は楽しかったですか?
2017年は充実していましたか?
2017年は良いことがありましたか?
2017年は満足できる1年でしたか?
100人の人にこの質問をすれば、
100通りの言葉が返ってくるはず。
楽しかった人も、楽しくなかった人もいるだろう。
充実したと応える人もいれば、そうでない人もいるはず。
『満足できた日なんか数えるくらいしか無い!』と応える人も。

それは、
”楽しさ”や”満足“の基準がみんな異なるから。
いつも言っているけど、
「”楽しいから”満足する”のではなく、
やったことに対して”満足する”から”楽しくなる”」のであって、
「好きなことをやるから”楽しい”。
”楽しい”から”満足”が得られる」とい考え方は大間違い。
どんなことも、
無我夢中で愚直に取組んでいると、
自らのその取組みに後悔も無く、
充実感が感じられる。
”満足”とはそういうところにしか存在しない。
でも多くの人は、
”満足”の物差しを、
自分が描く「結果現象」だと思いこむ。
自分の思い描いたとおりになれば”満足”。
それに達することが出来なければ”不満足”。
こういう基準の物差しを持っていると、結果的に「好きなこと」をやるから集中できるとか、「好きなこと」をやると長続きするとかといった誤った考えに陥る。
そうなると1年どころか、
生活の中で”満足を感ずる日”を得ることが難しくなる。

2017年がもし、
満足のいかない1年だったとしたら、
今日からは、
そういう基準の物差しを差し替えてみてはいかがかな?

第2,777号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -78-

 

最後の「人手が無い!」と言い訳をする人。
この人はもう、
全く思考そのものが停止しているのと同じ状態。
この言葉をよく口にする人は、
まず”部下は育てられない!”。

私の顧問先にはサービス業が多いが、
サービス業の3大コストといったら、
人件費がその代表的なもの。
お店の店長は、
いくら売上を上げても、
コストが膨らんで営業利益が獲れないようでは、
大学の学園祭で店舗運営しているようなもので、
商売にはならない。
経営者からは、
”サービスは低下させずに人件費を抑えろ!”といわれる。
これが店舗責任者が抱える
最大の「二律背反」といわれるものかもしれない。

「人手が無い!」これを口にする人は、
まず店舗責任者は無理。

間違えないでいただきたいのは、
人手が足りなければ、
足りている人間が倍の労働時間で働けが良いなどとはお話ししていないので・・・・。

「人手が無い!」をよく口にする人は”生産性”という言葉からして理解できていないということ。
結局は、
これも”時間”、”お金”と似ているのかも?
「人手が無い!」という人に、
希望するだけの人数を与えると、
指導をした”つもり”で人材育成に取り掛かり、
今度は、
『もっと”使えるやつ”が欲しいんだよねぇ~』と口にしてくる。

この”3大言い訳”をよく口に出していると、
いつの間にか気付かないうちに、
自分の「意志力」はどんどんと低下していく。

第2,776号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -77-

 

「時間が無い!」を口にする人は、
必ず次の2つも言い訳の一つとして口にする。
それが、
「人手が無い!」
「予算が無い!」
この2つ。

この2つを口にする人は”知恵”の無い人。
いつも、
目の前の無いものねだりをする。
何かに取組もうとする時、
『〇〇が無いから無理だよぉ~』
『△△あればなぁ~』
『□□があったらもっと上手には出来たんだけどぉ~』
そういって、
今の自分の状況、
今の自分の力などに対する
他からの評価の保身を図ろうと伏線を張り巡らしてくる。

ビジネスの世界でいうと、
こういう人間は作業を超えた”仕事”には取組めない。
決められたことだけを、
決められた方法で、
誰に指示されたこと以外は取組むことが出来ない人。
だから、
組織のリーダーとか管理者には適さない。

”時間”と”お金”の性質はどこか似ている気がする。
お金はいくらあっても足りない。
お金持ちがお金に困っていないかというと・・・それは否だ。
給与が30万の人は、
『もう3万で良いから上がってくれるとなぁ~』といつも思っている。
給与が100万の人は、
『もう30万で良いから増えるとなぁ~』といっも思っている。
そしてどちらの人も、
希望通りに収入が増えると、
増えた時は一時的に喜ぶが、
3カ月もすると、
また同じように・・・『もう少し・・・』と考える。
”時間”もこれに似ている。

では”人手”はどうか?
それは明日のブログで!

第2,775号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -76-

 

時間が無い!
人手が無い!
予算が無い!
これを私は人生の”ないない3大言い訳”と呼んでいるが、
このすぐ口から軽く出せる言い訳が、
自分自身の「意志力」を低下させていることに気付くべきだ。

1.時間が無い!
時間は有る。
誰にでも公平ではなく平等に!。
まずはその「原理原則」に気付かなくてはダメ。
なんでもそうだ。
ゴルフでも、
呑み会でも、
旅行でも、
仕事でも、
『行きたいんですけどねぇ~・・・”時間が無くてぇ~”』
こういう人多いでしょ。
そういう人の本心は、
「行きたくない!」
または、「あまり興味が無い!」のどちらかなのに、
『そう言ってしまうと角が立つから・・・』と、
表面的に言葉だけを合わせてくるが、
それなら初めから、
『すみません。私はあまり興味がないので!』と、
ハッキリと伝えた方が「関係性」の本質を壊さないで済む。
”時間”は有る無しではなく、
「作るか作らないか?」だけのこと。
こういうことをハッキリと伝えられない人間は、
人間関係の”関係”は結べても、
「関係性」を築くことは難しくなる。

この世の中で、
”時間”というものだけが万人に平等なもの。
”空気(酸素)”ですら平等には存在していない。
そのすべての生き物にとって平等な存在である”時間”。
これに対していい加減な人間は信用しない方が良い。
約束の期限を守らない。
時間にルーズ。
そういう人ほど、
『時間が無い!』を口にするから、
”時間”がそこでストップ状態になる。
「時はノンストップ」だ。
”時”が止まるということは行動が止まるということ。
もっというなら、
”時”が”もし、
止まるようなことがあれば、
この宇宙の生命体は全て死滅する。

そう!
「時間が無い!」を口にする人は、
自らの行動を自らで止めている人。

明日は「人手が無い!」、「予算が無い!」を口にする人。

第2,774号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -75-

”疲労回路”に陥った自分。
まずは、
その状況をしっかりと自分自身が自覚するか否かである。
これが対応策の第1歩。
次に、
多くの人はすぐに”やり方(作業そのものの”やり方”)”に目を向けがちになる。
もちろん、
生産性を低下させるような”やり方”や、
わざわざやらなくても良いことをやって、
無駄に時間や労力を費やしているようことがあるなら、
すぐさま改善が必要であるが、
その前に、
自分が仕事に取組む「環境チェック」をすることである。
”疲労回路”に陥るひとは、
だいたい次のような人が多い。

1.アピアランス(身だしなみ)が乱れている。
2.時間とお金にルーズ。
3.整理整頓が苦手。
4.ダラダラ感のある生活習慣。
5.姿勢が悪い(立ち姿、歩き方etc)

概ねこの5ポイントに問題を抱える人が多い。

アピアランス(身だしなみ)といっても、
高級スーツを着ろと言っているのではない。
靴はいつも磨かれ、
プレスの効いたスラックスとワイシャツを身に付け、
ハンカチぐらいは持ち歩けというレベル。

時間とお金。
これは起床時間、約束時間・期限を守り、
友人からの金銭の貸し借りをしない。

整理整頓。
自分の部屋や会社のデスク、
ロッカー内ぐらいはやりなさいというレベル。

ダラダラ感のある生活習慣。
これも難しいことではない。
日々のタイムスケジュールを概ねで良いから考えろということ。

姿勢の悪さ。
履いている靴の踵を見れば直ぐに判るが、
踵を引きずって歩く人間と、
背筋の伸びていない人に活き活き感のある人はいない。

企業内の人材教育もこうした面を取組むだけで、
問題の90%は解決する。

第2,773号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -74-

 

仕事も人生と同じで、
頑張っても頑張っても、
報われない時や評価されない時がある。
仕事だと思えば、
途中で投げ出すわけにもいかず、
自分の人生ならなおさらのことだ。
何週間も何か月も、
そんな時期が続くと、
だんだんと「気」も萎えてきて、
行動も止まり、
あまり動いてもいないのに疲れさえ感ずるようになっていく。
やっと休日に自由な時間が出来ても、
何もする「気」も起きず、
ダラダラ感だけが増していくような時期。
周囲からは、
『どうしたんだぁ~?』
『やり方を変えてみたらどうだ』
こんな声をかけられると、
かえって、
『俺だっていろいろ考えてやってるんだ!』と、
ついつい”愚痴”が出てしまう。
『何のために働いているんだろうか?』
『俺にはやっぱり才能がないのか?』
『運が悪いのか?』・・・・、
こんなふうに考えなくても良いことをいろいろ考え、
『何とかしなくちゃぁ~』と、
また、
何をして良いのかも判らぬまま、
自分に言い聞かせたつもりで同じことを繰り返していく。
そして、
さらに疲れがたまるのを感ずるような時、
私達は”疲労回路”の迷路の中に迷い込んでいく。
日常の中で、
自分がこういった疲労の無限連鎖に落ち込んでいないか?
時々、
振り返ることが「意志力」復活のキッカケになっていく。

明日はそんな”疲労回路”からの脱出方法を!

第2,772号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》「人生も仕事も全ては”意志力”がカバーする!」 -73-

 

仕事はやればやっただけ、
どんどんと増えてくると考えている人が意外と多くいる。
こういう考え方だと、
仕事は”足し算”になってくるから、
仕事がモグラたたきの状態に陥っていくととらえた方が良い。
モグラたたきではいつまで経っても、
モグラを退治することが出来ないから、
仕事も同じように、
いつまで経っても終わりが見えない状態になっていく。
仕事は、
やればやっただけその数も、
レベル段階も減っていく”引き算方式”にしないと、
疲れを感じるだけで、
達成感を得ることはできない。

そのためには、
目の前にある仕事をいくつかに分類して取組むことである。
その基準がこれ。
1.期限が決められていること。
2.相手のあること。
3.自分だけで対応できること。
この3点だけでも分類すると、
かなり”引き算”がやり易くなる。

付け加えるなら、
さらに各項目を具体的作業項目に分類して洗い出すこと。
各フェーズ(段階)で洗い出しておくと、
長期にわたる取組事項もタイムスケジュールが立てやすくなる。
その上で、
一つひとつ各作業を消し込んでいく。
これが仕事を”引き算”にする手法。

仕事は”引き算”にすると、
やっただけ確実に減らすことが出来るし、
完了時期の予測も可能になり、
上司への報・連・相も具体的になっていく。
これは主婦の家事仕事も同じ。