第3,948号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”IQ“よりも”EQ“の時代! ”感情”に強くなろう!」 -1-

 

このシリーズではEQEmotional Quotient)」
言い換えるなら「心の知能指数」といわれるものだが、
いくらIQ(知能指数)が140とか150の高い持ち主でも、
この「EQ」の指数が低いと、
その持ち合わせている”IQ”を活かし切ることが難しくなる。

私の顧問先では、
人事の採用担当者に対して、
この「EQ 」学習を5年にわたって継続的に取り組み、
採用時にはこの「EQ」での評価判断を一番高く置いている。
特に、
コロナ禍でオンラインでの向き合い方が多くなり、
より一層、
EQ」指数の低い人は、
その多くが”指示待ち型”、
あるいは”思い込み型”に陥りやすく、
目の前に起こる出来事”現象”を適切に受け止めることが困難な状態を自ら引き起こし、
中には精神的な障害まで生み出していく従業員も少なくはない。

なぜ?”いまEQが求められるのか?”。
このシリーズは「EQ」の大切さと、
それを育成していく上でのポイントをお伝えしていく。

感情コントロール指数
こういう言葉を聞くと、
ポジティブは〇で、
ネガティブは✖といった表面的にとらえる人も多いが、
私のところで取組んでいる「EQ学習会」では、
そいうことではなく、
もっともっと奥深い「本質」を追求していく。

人は”感情の動物”といわれるように、
その行動の全ては「感情」という入口からスタートしていく。
最初に申し上げおくが、
感情」で判断し、
感情」を基準に行動することがダメとか、
間違っているというような話ではないので、
まずここを勘違いされないように。

明日からのブログを是非ご参考に!

 

第3,947号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー40-

 

40回にわたりお届けしたこのシリーズも今日が最終回。
奇しくも、
今日3月30日は”古希”を迎えた私の70回目の誕生日だ。

この盆暗頭の私でも、
70年という人生の中でいろいろな時に、
いろいろな「思考考え)」という作業を、
その時その時に積み重ねてきたのだろう。
振り返れば、
『あの時に・・・・あぁ~しておけば・・・』と、
チョッピリ後悔のようなものを感じる「思考」もあった。
でも、
結果として、
全てがそれで良かったと思っている。

世の中には、
目の前に起こる”一つの現象”も、
100人の人が見れば100通りの”受け止め方がある。
どれが良くて、
どれが悪い。
どれが正しくてどれが間違っているというのではない。

このシリーズの最後にあたり、
これだけはしっかりと伝えたいことは、
世の中のさまざまな意見や考え方を耳にしても、
語っている人の肩書や地位などでその良し悪しは測れない。
例え”法律だから”という見方をしても、
その考え方が正しいわけではない。

結局は、
全ては自分」という大原理原則が存在しているだけ。
誰かの話を聞いても、
それが絶対ではないし、
それが正しいわけでもない。
自分の目で確認して、
手で触れて、
肌で感じて、
自分自身で決めていく”・・・・これ以外にはない。
そしてそこには、
自ずと「自責」という二文字を背負わなくてはならない。

私の残りの「時間」はあとどれくらいだろうか?
5年か?
10年か?
『可能なら90歳までゴルフもBMXもやりたいなぁ~』
こんな願いだけは持っているが、

それもすでに定めの中で決められていること。
それを告げられる瞬間まで無我夢中でやるだけだ!

長いシリーズをお読みいただきありがとうございました。
明日からはまた新しいシリーズで。

第3,946号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー39-

 

思考考え)」というものを考える時、
これも大事な要素の一つになる。
それは・・・・・「集中力」だ。
先日、
有楽町駅前の書店でこんな本を手にした。
”集中して物事に取組む時に私達のパフォーマンスは最大の力を発揮する。
集中力がある時は、
自分で意識を高めようと思わなくても、
力は勝手にフル発揮していく。
これを身に着けるには、
平常心として普段から養うことが大切。
一つ一つのことを、
短時間でも、
この瞬間この場で自分が!”という意識を強く持つこと。
これを続けると集中力はどんどんと高まり、
これが身につくと、

向き合うことに好き嫌いは無関係化してくる”

思わず・・・『意味解らん』とすぐさまその本を手放したが、
人は、
『何も考えないでいよう!』と固く決意しても、
『〇〇でいよう!』と思った時点でもう考えている状態になる。
これと同じように、
『さぁ~集中力をたかめるぞぉ~!』と力んだところで、
集中力は高まるものでもない。
ましてや、
平常心と普段から養う・・・・
ずっと集中力高かまったままだったら、
そんなの考えただけで息苦しくなってくる。

集中力」というのは、
一時的感情力の一種だから、
私達の心には沸々と泉のように湧き出してくるもの。
これを高めるには、
コトに向き合った時に、
その瞬間から”無我夢中”で取組む以外にはない。

時に、
思考考え)」する時は、
頭の中の血管が切れるまで考え、
思い浮かぶものは忘れる前に書き留めておけ

恐ろしくなるような言葉だが、
昔の恩師がいつも口癖にしていた言葉だ。

第3,945号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー38-

 

健康に、
家族にお金。
生きていく上で大切なものは、
人それぞれにいろいろあるだろうが、
全ての人にとって唯一、
公平”に存在するものに「時間」というものがある。

この「時間」には、
お金と同じように”消費投資浪費”の3部門が存在する。
どれが良くて、
どれが悪いとかいうのではなく、
そのバランスコントロールが必要だというコト。
例えば、
出勤や移動に要する「時間」は”消費”。
気分転換でボォーとしている時間は、
一見すると”浪費”のように見えるが、
人によっては”消費”か”投資”になっているのかもしれない。
つまり”バランス”とは、
それを使う人の意志気(意識)次第というこだ。

そのうえ、
この「時間」というのは、
ポーカーフェイスで、
周囲のことなどお構いなしに、
一瞬たりとも止まることなく進み続ける。
もしこの「時間」というものが”止まる”としたら、
それはこの宇宙全体の終末の時が来た時だろう。
そのぐらいこの「時間」というものは、
人間だけに限らず、
この宇宙全体の生命体にとって、
絶対的に大切なものといるかもしれない。
だから、
時間」と向き合う時は、
後で後悔しないこと絶対条件
向き合っていかないとならない。

時は金なり”ではなく「時は命なり」だ

 

第3,944号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー37-

 

人生や仕事をする上での「思考考え)」基準は、
いつも言っているけど
あくまでも「自分目線」が大切。
人は”自分のためにしか行動しない”。
チョッとさみしい感じの響きに聞こえるかもしれないが、
「社会を幸せで満たすために仕事をする」
「誰に役に立ってこその仕事」
「私欲よりも利他の精神で!」
こういう言葉はよく耳にするが、
どうもこれを表面的にだけ受け止めている人が多くいる。

先日もTVで格安の飲食店の放送をしているのを見ると、
『こんなに安くして儲けはあるんですか?』
『いやぁ~全くの赤字ですがお客様に喜んでいただければ・・・』・・・・と、
こんな受け答えをしていた経営者がいたが、

赤字でビジネスする者などこの世にいない(笑。
それではビジネスにならない。
その扱い商品そのものは赤字かもしれないが、
アドオンセールス(付属商品)”で、
その分の利益まで確保している。
いわゆるスーパーで、
「1,000以上お買い上げの方に限り卵1パック90円」という、
マーケティングでいうところの、
フロントエンド商品”といわれるものだが、
これと同じように、
「お客様のお役に立てば赤字でも!」と嘯く人は、
必ず、
その”フロントエンド商品”の裏にしっかりと儲けを考えた、
商品群を仕掛けている。

大切なのは、
誰かの役に立つ」とか、
世の中のために」と声を大にしてアピールする前に、
しっかりと、
自分のやれることを徹底してやり抜いているか?」
この一点が問われるだけだ。
これが、
人生やビジネスで基本的に重要な「思考考え)の基準」。

お客様目線”で、
他人目線”でと、
さも誰かのために動いているような言葉を口にする前に、
常に自分目線」で自分と真正面から向き合いながら生きろ

第3,943号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー36-

 

人生や仕事で””を運んできてくれる「誰か」と出逢うには?
そのためには多くの人と知り合うことが条件になる。

私の場合は、
私自身のセミナー受講生だけで7,000人近くいる。
まっ、
そのすべての人達と、
密に連絡を取り合っているわけではない。
全く印象に残っていなく、
顔と名前も一致しない受講生も多くいる。
ところが、
そんな受講生が、
誰かに私のセミナーの話をしてくれる。
『〇〇さんとお会いした時に禰宜先生のお話が出て・・・』
でもその”〇〇さん”が思い出せない(すみません)。
それから私が作ったコミュニティーの一つ。
ミスター・スクール」という、
クラシックバレエのストレッチで体幹を鍛えるサークル。
ここでも多くの人との出逢いがある。

私にとってこうしたところで出逢う人達は、
私にとっての”人脈”ではない。

ところがこの”人脈”を目当てにコミュニティーに参加したり、
セミナーを受講しに来る輩も時々いる。

私はこの”人脈”という言葉はあまり好きではない。
10年以上前から学びに通っている「仏性セミナー」では、
人脈”というのは、
人間社会の中で最も下品な言葉だそうだ。
損得勘定だけのつながりで築かれていくのが”人脈”。
『お名刺だけでも交換させていただけますか?』
こう言って近づいてきた輩にろくな奴はいなかった(笑。
中には、
自分は会っていない人の名刺を知り合いから見せてもらい、
それを写メで撮影して、
あたかも、
『〇〇さんからご紹介されました・・・・です』といって、
営業を仕掛けるような愚か者もいた。

人脈”は築くものという人もいるが、
人脈”など築く必要などない。
築いていくならあくまでも「関係性」だ。

この「関係性」というのは、
お互いが、
素直に明るく正直に”向き合わない限り
築きあげてはいけない。

ミスター・スクール」というコミュニティーでは、
私のセミナー受講生が大半を占めるが、
そのスクールで毎回、
先生から一番お叱りを受けているのが、
他ならない私自身なのだが、
他のメンバーはそんな私の姿を見るのが楽しいから・・・・と、
通ってくる仲間もいる(笑。

私自身が、
セミナー受講生と「先生生徒」という垣根を超えた時、
彼らとの「関係性の第一歩」が記せたといえるのかもしれない。

第3,942号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー35-

 

人生や仕事には能力や実力といったものも必要だろうが、
私は「」が大きく作用してくると確信している。
70年生きてきて、
人一倍努力して、
無我夢中に取り組んでも、
自分の思い通りにいかなかったことは山ほどある。
逆に、
『えっ!』と自分でもビックリするような、
ラッキーなことや、
嬉しいこと、
とてつもなく得をしたことも山ほどあった。
(ただ宝くじやギャンブルで大儲けしたことは無い・笑)

振り返ると、
このラッキーだったり、
凄く得したこと。
嬉しかったこと・・・・・。
こういうコトが起きた時には、
必ず、
その陰に誰か」の存在があった
決して、
自分一人の能力や実力だけでは到底無理なコトばかりだった。
チャンスも、
幸運も必ず「誰か」が運んできてくれた。

いま私は、
多くの財産があるわけではない。
有名になって収入が多いわけでもない。
でも何一つ不自由なく、
仕事も楽しめ。
ゴルフも楽しめ。
自分の息子と同じような若者達に囲まれ、
70歳というこの歳を過ごせているのは、
この「誰か」の人達のお蔭に他ならない。

この「誰か」と出逢うには?
それは明日のブログで。

第3,941号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー34-

 

昨日のブログでお話しした「対人反射神経」を鍛えるには、
日々の行動の中で積み重ねていく以外には方法が無い。

私が行う新入社員研修ではよくこう伝えている。
「新入社員時代(概ね入社3年)の間は、
時間だけが君たちの持つ武器になる。
上司から指示されたことを、
最初っから最高評価をもらおうなどと間違って考えるな。
言われた期日より少しでも早く出せば、
指示した上司は、
多くの項目をチェック可能になり、
手直しの時間を設けることも可能になる。
基準は次の通りだ。

今月中といわれたら・・・・、
指示された日から当月末までの半分の日数で。
今週中といわれたらこれも同様。
明日までにといわれたら・・・その日の内に。
今すぐにといわれたら
食事はもちろん、
トイレは先に済ませ終わるまで動くな

これが私が彼らに伝える重要ポイントの一つ。

その他にも、
何かを受け取ったら直ちに『受け取りました』。
上司から期日を言われなかった時は、
自分から『〇〇までにお届けします』と期日を明確にする
私生活でも、
誰かに誘われたら、
『行けたら行きます』
『行けるようにします』という受け答えは最低だ。
まず「行くか?行かない?」を即決すること。
そのうえで、
『もし参加が叶わない状況が生まれたらいつまでに連絡すればよろしいですか?』と期日を共有する。

コミュニケーション」には、
さまざまなテクニック以前に、
こうした自分自身の「在り方」というものが
大きく存在することを心しておくことだ。

第3,940号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー33-

 

コミュニケーション」で大切なことをもう一つ。
それは・・・・”対人反射神経”というものだ。
これはもしかしたら基本中の基本かもしれない。
例えば、
誰かに呼ばれた時、
上司からでも、
部下からでも、
子供からでも、
お客様からでも、
誰かに呼ばれたら”・・・「2秒以内に返事しろ
昔よく言われた「立つより返事」・・・この意識だ。
今の時代は、
メールやFacebookのメッセージなどでのやり取りも多い。
誰かから連絡が来たら、
最低でも12時間以内に返信すること。
可能なら、
相手が送信キーを押したと思ったら・・・、
『もう返信が来たぁ~禰宜さん暇なのかなぁ~』と相手が驚くくらいでちょうどよい。

こちらから時間を割いていただき、
わざわざ出向いてきてくださった方と打合せなどをした時、
それから相手が部下だろうと年下だろうと、
誰かに食事をご馳走になったりした時、
翌日になって、
『昨夜はありがとうございました』とお礼をしているような人がいるが、
このレベルでは「コミュニケーション能力」は凡人以下の才能無しと評価されても致し方ない。
こういう場合は、
『失礼します』と相手に背を向けてから3分以内

これを「対人反射神経」という。

第3,939号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー32-

 

自分の「理念」の元、
上司だろうが、
部下だろうが、
取引先だろうが、
お客様だろうが、
タクシーの運転手さんだろうが、
コンビニも店員さんだろうが、
子供だろうが、
老人だろうが・・・全ての人に同じ姿勢で。
これが「コミュニケーション」において最も大切なこと。

ところが現実には、
「尊敬できない人だけど仕事上の上司で利害関係があるから」
「嫌味な人だけどお客様だから・・・」
「相手によく思われることがこちらにとっても得だから」
こういう理由で、
面と向かい合っている時には、
『なるほどぉ~』と満面の笑顔で相槌うちながら、
そのくせ、
内心では舌を出しているような姿勢は断じて良くない。

コミュニケーション」は対相手とだけの問題とは限らない。
周りでそんな姿を誰に見られているか判らないということだ。
自分が保身のためや、
利害関係だけに気を取られ、
表面的に耳に心地よい言葉ばかりを並べ、
『いかにも私は・・・・・』というような言動は、
自分自身を薄っぺらな人間にするだけだ。