第3,724号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -43-

 

職場や取引先の人は想像以上に君を見ている!」
ここでいう”取引先”の中には、
当然ながら”お客様”と位置づけされる人達も入っている。
もしかしたら多くの人は、
『職場の人間関係など希薄だから自分のことなど気にもしいない』と思い込んでいるかもしれないが、
今の時代は、
お客様との関りも、
上司や部下との関りも全てが「関係性の時代」。

いつも言っているように、
仕事」とは”我に仕え 我成すコトに事える”が語源の始まり。
接客業でのお客様に対しても同じだ。

『お客様に喜んでいただくために、
お客様がどれだけ喜んでくれたか?
全てはその差が他店との差別化になり自店の価値になる』
こういう考え方はもう20年以上も前に終わっている。
従業員研修などでも、
こういう意識を植え込んでい行くと、
見た目の表情や動作、
耳に聞こえる言葉だけに意識が向いて、
全てが”演技”の中で向き合うしかなくなっていく。

恋愛でも、
友達付き合いでも、
演じている”と疲れる・・・・「」ではないから。

そして、
ここでいう”君を見ている”というのは、
君の趣味やプライベートライフのことではない。
君の出勤してくる時の姿勢や歩く速度、
電話の受け応え方や、
メールの返信するタイミング等、
上司からの指示の受け方、
部下への指示の出し方や問題提起の言い方や表現。
そう「仕事に向き合う時の君」を見ている。
その姿勢に信頼を感じた時、
お客様も取引先も、
上司も部下も、
相手は必ず、
君だから」・・・・買わせてもらう!
君だから」・・・・頼みたい!
君だから」・・・・やって欲しい!
・・・・・という感情に導かれていく。

第3,723号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -42-

 

誰とも関わらずに完結する仕事など、
この世の中には存在しない。
どんなに小さな会社でも、
個人事業主でも、
自分と関わる人は必ず存在している。
職場での人間関係は、
利害”が絡む分、
学生時代の仲間とのような関係を築くのは難しい。
中には、
『仕事とプライベートは割り切りたいので・・・』と
仕事関係の人とは、
就業時間内だけにという人もいる。
でも考えてみれば、
社会人になると、
朝から夕方まで、
一番長く接しているのが仕事関係の人だ。
直接、顔を合わせてはいなくても、
メールやラインのやり取り、
書類上でのやり取りなど、
必ず誰かが介在してきている。
その分、
職場の中で”自分を演じ続ける”のはものすごく疲れるはずだ。
自分じゃない自分を演じながら、
良い人を演じ、
謙虚な自分を演じ、
思い遣りのある人を演じ、
笑顔の毎日を演じ・・・・・・。
だから社会に出るとストレスを感じることが強くなる。

職場では、
同僚にも上司にも、
お取引先にもお客様にも、
自分らしさ”を隠さないことだ。
嬉しいことがあったら笑って喜べばいいし、
辛いことがあったら落ち込んで項垂れ、
悔しいことがあったら、
誰かに思いをぶつければいい。

ただしそこには、
「自分の”やれること”」だけは確実に「やれ!」という、
この自責の向き合い方だけは、
いかなる場合にも離れることなく着いてくることを忘れるな。

第3,722号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -41-

 

ビジネス本などを読むと、
仕事は、
お客様をどれだけ喜ばせるか?
どれだけお客様の役に立てるか?
いかに会社に貢献できるか?
どうすれば上司の評価を得られるか?

こういうことが、
さも大切な目的や目標のように書かれているのが多くあるが、
仕事をする上で大切なことはそんなところには存在していない。
これはサービス業といわれる業種でも同じだ。
仕事に向き合う時の目線は常に「自分」でなくてはならない。
相手を喜ばせるために「付加価値」を付けるのではなく、
自分自身に付加価値を付ける”・・・これが大事なコト。
サービス業の仕事も、
お客様を喜ばせるためにその仕事に向き合っているのではなく、
自分の”向き合い方姿勢)”が、
結果として、
お客様が感じ取ってくださっているかいないか?
それ以上でもそれ以下でもない。

つまり、
会議などで会議の議事録作成という仕事がある。
最近はPCやタブレットを片手に、
もの凄い速さで参加者の発した意見や言葉を、
一字一句逃すことなく打ち込んでい行く人もいるが、
これはこれでそういう能力に長けていることは素晴らしいが、
もっと、
目線を自分に向けている人がこういう作業に向き合うと、
会議で出た発言や項目をそのまま連ねるだけではなく、
項目別に整理しながら、
議題のポイントと、
会議の責任者の着地点を考えながら記録していく人もいる。
後者の場合は、
記録する”という作業に加えて、
整理する」というひと手間を加えることで、
議事録ではなく、
その人に対しての「付加価値」がつけられたことになる。
この「付加価値」は、
上司の評価が欲しくてやったのでもなければ、
誰かに喜んでもらいたくてやったわけでもない。
そこには自分だけのこだわり」”がさせたものである。

サービスとホスピタリティの違いも、
こういうところに存在し、
「誰かの為に!」などと意識しなくても、
行動の一つひとつに現れてくるものである。

第3,721号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -40-

 

顧問先の20~30代の人達を見ていると、
今の若者は良いも悪いも素直な人が多い。
言い換えるなら、
今の人達は、
細かく正確に指示したことに対してはキチンと対応する。
ところが、
『君の好きなように!』とか、
『君なりに上手くまとめてみて・・・』と、
こんな指示をされる動きが止まってしまう人も多くいる。
そう、
細かく指示すると、
問題の無いレベルで打ち返してくれるが、
自分なりに知恵を絞り工夫して付加価値をつける”という
プラスアルファの取組」には慣れていない人が多いようだ。
見方を変えると、
自主性”はあるが「主体性」が無い人が多い。

何日か前にも書いたけど、
仕事というのは「介在価値」が重要だ。
人が一人ひとり、
それも組織の中の人間が”介在”することによって「付加価値」は生み出される。
これが仕事であり、
これこそがコミュニケーションの本質」”というものだ。
介在価値」の低い仕事は、
これからどんどんとAIに代わられていく。

介在価値」を高めていくには、
いつも言っているけど、
どんな作業も”記録”をしっかりと残し、
有事の際には時間をさかのぼって原因追及がやれるようにする。

今のコロナ対策もそうだ。
我が社では感染拡大防止対策は万全です!』だけでは、
仕事」をしているとは言えない。
取組んだすべての対策を、
写真を付けるとか動画に残すとかして”記録”しておくことだ。

第3,720号・ブログ

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「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -39-

 

自分の”「こだわりのチャンス”を逃し、
仕方なく、
やらされ感”で仕事を受けることほど
不細工でかっこ悪いことはない。

顧問先でもよくあるが、
会議にオブザーバーで参加していると、
やるべきことがやっと決まって、
「さぁ~誰がやるか?」という時になると、
せっかく決まったことが
宙に浮いてしまいそうになることがよくある。
そうなると、
何となくみんなの視線の向く場所に集中が集まる(笑。
いわゆる”無言の多数決”のようなものだ。
みんなの視線が集められた人が優秀だからということもあるが、
そうでない時も多くある。
『あいつにでもやらせておけば・・・』的な雰囲気。
こんな時は、
視線を感じかけたら直ぐに、
潔く、
『私がやります!』と手を挙げてしまうことだ。
間違っても、
『なんなんですかぁ~私ですかぁ~?
じゃぁ(面倒くさいけど)・・・・・やりますよぉ~。
やればいいんでしょ』と、
渋々受け入れるようなことはしないこと。
これほどかっこ悪いことは無い。

第3,719号・ブログ

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「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -38-

 

ビジネス社会の中では“愚問タブー”だ。
でもこの”愚問癖”が抜けない管理職も本当に多くいる。
『A課長!』
『はい!私ですか?』
これなど愚問にもならない愚問だ。
こういう時、
顧問先でも大きな声でこう切り返すことにしている。
『あれ?A課長って何人もいるんだっけ?』と。
「A課長!」と呼ばれていて、
それに気付いたから『はい!』と返事をしているのに、
『私ですか?』の質問にどんな意味があるのだろうか?
それからこういおうのもある。
『B君!すまないこれ直ぐに部長のところに届けてくれ!』
『えっ?直ぐにですか?』
これなども人をバカにしているとしか思えない愚問だ。
直ぐに!」と言ってるのが聞こえなかったか、
直ぐ”という言葉の具体性を確認したいのなら、
『すみません”いま直ぐにですね?”』と復唱すればよい。

ビジネスの世界で「指示」というのは全てにおいて、
さまざまな事情があって振られてくる。
『A課長!』と名指しで指示しているのに、
『私ですか?』はイコール
「やりたくない」という意思表示に受け取られる。
これでまず信頼感を築くのは難しくなる。
同時に、
自分に回ってきた”「こだわりのチャンス”を
みすみす逃すことになることを忘れないことだ。

第3,718号・ブログ

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「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -37-

 

組織で仕事をしていると、
個人のペースというのは
かなり上のタイトルに着かないと社内で維持することも難しい。
もともと受け持っている仕事以外にも、
途中仕事”が回ってくる。
それも、
『悪いけどさぁ~。これ先にやってよ』と、
昨日まで誰か別の人がやっていた仕事が回ってくることもある。
こういうのは「自分に任された仕事」というより、
誰かの代わりにやらされる感”が強くなり、
どうしても「こだわり」が持ち難くなる。
こういう仕事も、
『まったくぅ~もうぉ~』と嫌々受けるより、
『任せてください!』とスタートした方が、
はるかにクォリティーも高まるだけではなく、
3,715号のブログでお話しした
時間基準”などに「こだわり」を持つと、
その取組み方は結果の出来不出来に無関係で評価される。
私も経験があるが、
世の中というのは不思議なもので、
突然降って湧いたようなコミットメントしずらい仕事に限って、
そこに自分なりの「こだわり」をもって向き合うと、
その結果の有無に関係なく、
思わぬご褒美が付いてくるものである。
万一、
運よく(あくまでも運よく)・・・
結果”もついてきたら・・・、
これはもう、
周囲の人の目がほとんどこちらに向くこと間違いなしだ。

仕事というのは”やらされ感”が
スピードもクォリティーも低下させ、
自分の「こだわり」が
意外なところでスピードとクォリティーを高めることになる。

第3,717号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -36-

 

企業組織というのは、
自分一人がいなくても何の支障もないことがほとんどだ。
それでも、
大げさに言うなら、
「自分がいることで会社が変わっている!」という、
自己介在価値”をまずは自分で信じることだ。
その意識が、
自主性をさらに極め「主体性」へと育んでい行く。
この意識を自覚していない従業員には、
主体性」を求める方が間違っている。
そういう従業員は、
仕事を選択する基準が、
『面倒くさいから嫌(そうでないからやる)』
『やりたくないから・・・』
『失敗して何か言われるのが嫌だから・・・』
こういう基準で、
仕事をやったりやらなかったりしていく。
こういう意識の人間は、
まずストレスを自分で溜め込んでい行くから、
何も問題なく、
上手くいくならいいが、
仕事といわれるものの中には、
「何も問題の起きない」・・・仕事などまず存在しないから、
チョッとでも何かが起こると、
直ぐに動きがストップする。

そしてそういう人の口からは、
『なんで私だけこんな・・・・』
『なんでいつも俺ばかり・・・』
『誰もこの苦労を解ってくれない』と、
こんな愚痴ばかりが飛び出してくる。
しっかりと、
コミットメントこだわり)をもって向き合っている人は、
他人に理解してもらうことなどを目標にしていないから、
そんなことは気にもならない。
気になるのは、
自分が定めた「こだわり」だけ。
だから、
もうそこに集中しだすと、
楽しさ”しか産まれては来ないという、
原理原則」をしっかりと理解している。

第3,716号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -35-

 

企業組織の一員になると、
上司から仕事や作業を指示された時、
原則として『No!』と言い返せることはまずない。
つまり、
声がかかった時点で「やる!」ことが前提になる。
それなら、
『えぇ~私がですかぁ~?』
『今すぐですかぁ~?』などとグタグタ言いながらやるより、
『これは俺に任された仕事だ!』と意識を改めて取組んだ方が後々、それが大きく役立つことになっていく。
ルーティンワークのようなものには、
コミットメントこだわり)”を付けるのはなかなか難しいが、
それも自分の意志気(意識)次第でいくらでも可能になる。
たとえば、
朝の挨拶だが、
多くの人は”明るく元気よく”と、
その表面的なところにばかり意識が向いてしまうが、
オフィスに入る時、
入口にあるマットの傾きに意識が向けられる人は少ない。
曲がっていようが、
ゴミが落ちていようが、
そのまま足を踏み入れて、
『おはようございま~す!』と満面の笑顔で挨拶するけど、
こういうのはもう、
形だけ追いかけている何よりの証だ。
入口のマットの歪みやゴミをチェックし、
さり気なく直していく。
こんなチョッとした”こだわり”が
仕事に向き合う意識を育成していく。

第3,715号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”自分らしく”仕事に向き合う方法!」  -34-

 

最初のコミットメントを確立したら次は取組み方だ。
特に新人の頃(入社2~3年)は意識してほしいが、
まず重要なことは「時間」だ。
優先順位からいうなら、
1.時間(スピード)
2.内容(クォリティー)
私は顧問先でいつも言っているが、
今週中”といわれたら「3日以内」。
3日以内”といわれたら「今日中に」。
今日中に!”といわれたら「今すぐに!」。
今すぐに!”といわれたら、
ランチも先送りする。
トイレも自己コントロールするくらいの意識が必要
特に新人の頃は、
最初っから完璧な出来栄えの仕事など
周囲は誰も望んではいない。
だから無理してそんなところにゴールを設定するより、
『まずは急いで仕上げる!』つまりは、
一時でも早く”提出を前倒し”することだ。
そうすれば、
何か問題が生じても十分対応する猶予もある。
”は経験の中で培っていけばよい。
『すみません・・・頑張ったんですけど間に合いませんでした』
こんな言い訳が通用するのは学生時代だけだ。