第4,680号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー17ー

 

 

仕事」に対する「向き合い方とやり方」を学ぶには?
まずは「向き合い方」だ。
入社して3年はまず、
目の前に出されたカリキュラムは「四の五の言わずにやる」。
入社してまだ半人前の人間が、
自分が選択した会社から、
『○○をやってください!』といわれ、
『えっ!私がですか?』とか、
『なんで今これをやる必要性があるんですか?』
『これをやる意味が在るんですか?』
こんなことを口にしている人間は
作業はやれても仕事はやれない
重要な「仕事など任せられる道理が無い
なぜなら、
いつまた勝手な判断で、
『これをやる必要性は無いな!』と、
やりもしないで”、
思い込みだけで動き出すか判らない不安がある・・・から。

次は「やり方」だが、
これはもう周りの先輩達をよく観察することだ
口先だけではなく、
選り好みせず。
いま無いモノばかりを問題にするよりいまあるものでやれることを考えて無我夢中で取組んでいる人
ただボォーと見ているのではなく、
目を凝らして、
その人の小さな行動を追っていると
そのやり方が自ずと見えてくる
報告書の書き方。
メールや電話の返信の速さ。
書類のまとめ方から、
ホチキス一つの止め方でその人が見える
それが仕事というものだ。

第4,679号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー16ー

 

 

私はどちらかというと文系で、
字を書いたり、
長文を読んで内容をまとめ上げたりすることは得意。
反して理数系は苦手だ。
でもそんな理数系の代表である数学を学びながら、
高校生の頃にあることに気付いた
数学で判らない問題が出ると、
まずから逆算して理解するようにしていた
その時だ。
「数学って答えに至るパターンがある」
「数学はそのパターンを覚える暗記科目なんだ」
これに気付けた時から数学にハマった(笑。
だから、
大学の通信教育でも、
自分には似つかわしい、
量子力学”などという科目に興味を持てた。

そしてこの気付きは就職してから大いに役立った
会社の「仕事」というのも”数学と同じ”だった。
仕事」が出来る出来ない
これは”能力の差”より、
仕事」に対する「向き合い方とやり方」。
この差によって出てくる。
この仕事に対するウイニングフォーミュラー勝利の方程式)”」を身に付けさえすれば
少しくらいの知識や能力の差は克服可能になる

ではその「向き合い方とやり方」はどう身に付けるか?
それはまた明日。

第4,678号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー15ー

 

 

お陰様で明日の3月30日に72回目の誕生日を迎えるが、
71年間振り返れば、
失敗も多くした。
家族や周囲の人達に心配もたくさんかけて、
迷惑もかけて、
それでも、
周囲の人達が見守って来てくれたお陰で今がある。
自分は誰かの役に立っているんだろうか?
周囲から必要とされているのか?
自分はここにいてもいいんだろうか?
自分じゃなくてもいいんじゃないか?

若い頃、
そんなふうに思いながら過ごしている時期もあった。
肩に力入れて、
自分では「頑張っている」と思い込んで、
いつも空回りばかりしていた頃。
高いマンションの上からじっと下を覗きこんで、
『ここから飛び降りたら痛いかなぁ~?』
『途中で気を失うのかなぁ~?』
『でも一瞬だろうなぁ~』
『もしそうなったら・・・誰か悲しんでくれるのかな?』
『新聞にも載っちゃうだろうなぁ~?』
『ここから飛び降りたら・・・・・』
『でも・・・・・やめとこ』
そんなふうになんとなく思いとどまったことが2回あった(笑。
いまなら笑って語れるけど・・・・。

そんな時もあったなぁ~。

でも、
そんな時あったればこそがここにある
さぁ~!
また新しい日々の始まりだ。
いつでも今が始まりだ!今が一番若い時」なんだから。

 

第4,677号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー14ー

 

 

20~30代は人生の中で”成長速度”が最も早い時だ。
この歳になるとしみじみと感ずことがある。
その一つが「時の流れ」。
20~30代の頃はその流れは緩やかでじっくりと流れていた。
それが40~50代になると急速にその流れは速くなり、
あっという間に時間が過ぎていく感覚が強まっていく。
時の流れ」が緩やかということは、
その”流れの中”で、
学ばなくてはいけないものがたくさんあるということ。
このコロナ禍で、
在宅勤務”というのが増えたが、
これを、
『あぁ~通勤電車に乗らなくて済むや
『毎朝、チェックされるわけでもないから寝坊も出来る
『”在宅勤務の無い企業などには行きたくないなぁ~
こんな受け止め方をしていると、
流れ”が急速に早まる年齢に差し掛かった時に、
君はその”流れ”に乗り遅れることになるだろう。
人は、
若いうちに身に付けてしまった人生の「座標軸」を、
歳をとってから練り直していくのは至難の業だ。
目の前に起こる”出来事現象)”は、
私達に、
それはそれは多くの気付きと学びを与えてくれる。
でもそれは、
その”現象”を自分自身が「どう受け止めるか?」で、
その先に待つ姿には大きな違いが生まれてくる

 

第4,676号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー13ー

 

働き方改革”などが叫ばれ続けているが、
日本の企業では、
いまだに長時間労働が常態化している
もちろん「仕事とは厳しいモノだ。
お客様からの評価を得なければ、
売上も上がらず利益も出し難い。
会社の業績が悪い時や、
新しいことに着手する勝負時には、
寝食を忘れて行動しなければならない時もある。
こういう経験は、
むしろ20~30代のうちに経験しておいた方が良い。
でも勘違いしていただきたいのは、
働き方改革”の「本質」というのは、
こうした環境改善だけがすべてではないということ。
毎日、
定時に退社出来て、
夜は仲間と酒を酌み交わしながら楽しい時間を過ごし、
他社と比べると高い給与を受けて、
家族や趣味に費やする時間が十分にあったとしても、
それらはすべて相対的なもので絶対的なものではない
真の働き方改革とは、
一言でいうなら「やりがいそのもの
それは後にも先にも、
自分自身がそれに向き合う姿勢
つまりは、
在り方座標軸)」で決まって来る

単に環境だけが整っても、
そこに自分の「在るが存在しない限り
結局は、
その環境下の下で流されながら生きていくことになる。

第4,675号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー12ー

 

 

君は自分自身で、
生きていく上での”自分の在り方」”を具体的に語れるか?
これは「仕事を続けていく上で、
極めて重要なキーワードになっていく
ビジネスだけに限ったことではない。
生きていく上においても指針であり座標軸となる
私は20~30代の頃には、
まだこれが確立されておらず未熟なままだった。
いまはまだ未熟でもいいから、
まずはこの「座標軸」を持ちなさい。
でも、
人生ではこれから先、
この自分の
座標軸」を揺るがすような出来事がたくさんやって来る。
その一つ一つに逃げずに向き合いながら経験を重ね、
何度も何度も、
座標軸」の内容を練り直していけばよい。
ましまだこの「座標軸」が持てていないのなら、
次のようなことをやるとよい。
それは、
これまで自分が出逢った人達や、
影響を受けた出来事、
読んだ本でも参加したセミナーなどでもいい。
一つひとつ思い出し、
その時に、
自分の心が揺れ動いた話や言葉、
出来事を書き出してみることだ。
きっとそこに、
人生の座標軸”となるヒントがある。

 

第4,674号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー11ー

 

人は”弱い生き物”だ。
だから、
多くの人は、
自分を大きく見せようとし、
他の人と比べては、
『自分は大丈夫!』と、
いつも自分に言い聞かせながら生きていないと不安になる。
そんな”感情”に苛まれている時に教えていただいたのが、
他人を自分の中に引き込むな」という”感情コントロールの技法の一つだった。
私達の多くは”相対論”の中で生きている。
他の人と比べ、
他のモノと比べ、
他人の収入や持ち物と比べ、
他人の肩書と比べながら、
それよりも多ければ、
それよりも高ければ、
それよりも早ければ、
『自分は恵まれていて大丈夫だ!』と思い込む。
そんなところに、
幸せの基準」が存在しているわけでもないのに・・・。
自己実現の欲求」の本質は、
こうした”相対的感情支配から離れた外に存在している
これに気付けた時、
人は初めてこの欲求レベルに到達したといえる

第4,673号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー10ー

 

 

仕事とはどんな業種業態であろうと
というものにまみれて向き合わなくてはならない
上司に部下、
お取引先にお客様。
そこには実にさまざまな人達が存在している
・・・・ということは、
その存在の数だけ価値観が存在し、
考え方や、
受け止め方が存在しているということになる
自分に厳しい人もいれば甘い人もいる。
自分勝手な人もいればそうでない人もいる。
価値観だって一人ひとりが異なる。
学歴を重んじる人も入ればそうでない人も。
肩書や収入を人のレベルを測る基準にする人も入れば、
そんなものは全く無関係だという人もいる。
そうした”人間の渦の中”で、
私達は一つひとつの「仕事」をやり遂げなくてはならない。
相手があることだから、
ほとんどは、
自分が思い描くようにコトは運ばないことが多い。
理不尽な非難の矢面に立たされることだってある。
時に、
深く傷つき疲れ果てて帰ることもしばしばだ。
でも、
そんな時こそ、
私たち一人ひとりの根底に眠る潜在能力が試される
負の感情に苛まれ
その”感情に飲み込まれるように流されるか
自分自身の意志力をもって強く生きるか
ここに「自己実現の欲求の本質があるような気がする。

 

第4,672号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー9ー

 

 

私達は何のために働いているのだろうか?
毎日の生活を維持するために働いている”ことに違いはないが、
それはあくまでも表面的な目的だ。
何のために」というのはもっと深いところに存在している。
まだこれから社会人となろうとしている人に、
こんな質問をするのは早いかもしれないが、
これから40年~50年と続く人生を生きていくためにも、
この答えを早く知って、
理解した方がはるかに得だと、
私はいま72年目の人生を迎えつくづく感じる。
20代の頃、
仕事を覚え、
早く一人前と言われるようになるために働いた。
まさしく「生活のため」に無我夢中で働いた。
30になる頃には会社にも慣れて、
仕事に対する満足感も感じられるようになった年代
30代半ばには係長になり、
40代には課長という管理職にもつけた。
この頃になると、
決裁権も増え、
現場を取り仕切ることが面白くてしかたがなかった。
50代に入ると取締役になり、
ますます決裁権も増え行動範囲も倍増した。
この頃から、
やっと「自己実現の欲求」が芽生え始めてきた・・・・・が、
常務になる頃になると、
この「自己実現の欲求」の中に、
さらに段階的なものが目覚め始めてきた
それは・・・・、
単純にいうなら、
自己実現の欲求」って、
ただ単に、
『まだやれる!』
『まだまだ俺には可能性がある!』と信じて突き進むことだろうか?・・・・という疑問だった。
この「自己実現の欲求に対する疑問
その後の私を大きく方向転換させることになっ

 

第4,671号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「これから社会人となる君に!」  ー8ー

 

私達人間の行動原点はすべてが「」だ。
」を持つことで、
意欲も増してモチベーションにもつながっていく。
誰よりも早く出世したい
年収を増やしたい
会社の中で一目置かれるようになりたい
誰からも頼れる存在になりたい
どれも「」で、
そうした「」を持つこと自体は悪いことではない。
でもいま述べたような「」は、

どれもが相対的なもので「絶対的」なことではない。
どうせ持つなら「絶対的な欲」を持つことだ。
マズローの欲求5段階説いうなら、
自己実現の欲求」のレベルになるだろうか?
自分の極限に挑戦していく。
これは無理をして、
限界までやりなさい”というようなことではない。
今まで苦手としていたこと。
今までやったことが無くて不安視していること。
出来るかどうか心配で手が出せないでいたこと。
こういうことに、
尻込みすることなく挑戦していこうという意味だ。
目の前に出されたミッションに対して、
『出来なかったらどうしよう?』
『失敗したら何と言われるだろうか?』
『そんなこと恥ずかしくて・・・・』
やる前から、
自分自身をそうして追い詰めるようなコトに対してこそ
やってみよう!』と挑戦していく姿勢をいう