《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「上司と部下の”関係性”のルール」 ー10-
「上司」という立ち位置の人を”部下”が見る時、
2つの原則の中で見極めようとする。
私が”部下”という立場で仕事をしていた経験から言うなら、
「上司」という立場の人には4種類あると感じた。
Aタイプ:人格も仕事も素晴らしい人。
Bタイプ:仕事はできるが人格的に尊敬できない人。
Cタイプ:仕事はさほどだが人柄が素晴らしい人。
Dタイプ:仕事も人柄も?がつくような人。
比べればAタイプが一番良いように思えるが、
どれが良いとか悪いというものではない。
こういうタイプに概ね分かれて存在しているというだけ。
ところが、
”部下”である自分から見ると、
それがとても大きな違いに見えてくる。
なのになぜ?
「どれが良いとか悪いというものではない」かというと、
”部下”である私達も、
ある時は・・・『うちの部長は良いよなぁ~出世は遅いといわれるけどあんな良い人は少ないからなぁ~』と感じ。
ある時は、
『もう少しうちの部長も押しが強ければ俺たちこんなことしなくて済んだのになぁ~』と愚痴をもらすという、
”部下の身勝手”がそこにはあるから。
どんな「上司」も、
ある一面を切り取ればダメ人間かもしれないが、
別のある一面を切り取ると、
そこは会社にとって大切な存在にもなっている。
ガチガチの年功序列が残っているような企業は別だが、
「上司」という立場にある人間は、
やはり成るべくしてその位置にいるということだ。
だから、
癖のある我儘な「上司」だってゴロゴロいる。
私はそれ自体は悪いことだとは思わない。
思わないが・・・・、
それは、
”自分が「上司」として”だ。
”部下”からは・・・・・、
「でも上司」なのか?
”だから上司”なのか?
このどちらの原則に入っているかを、
”自分自身で自覚できているかいないか?”
”部下”はいつもそれを無意識に見極めようとしている。