第3,054号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー37-

 

『もう数えきれないほどのダイエット法にチャレンジしてきた』
こういう人に良く出逢うが、
もちろん、
『出来たらいいなぁ~とは思っているんですが・・・・』と、
口先だけで言っている人よりははるかに良い。
少なくとも、
ダイエットをしようと思っている間は、
食事やら運動やら、
いろいろなコトに気を配って行動はしているのだから。
ただ、
こういう熱しやすく冷めやすい人というのは、
もったいない気がしてならない。
だって、
直ぐに「やる!」という行動力は備えているのに、
”一つひとつ積重ねていく”といった継続力が足りない。
一番ダメなのは、
『やりま~す!』と調子よい声だけを上げて、
1~2回やっただけでさっぱり行動しなくなる人。
こういう人は継続力というレベル以前の問題だ。

私はどちらかというと、
諦めも早いけど、
継続力は強く持っていると自覚している。
ブログも今回で3,054日継続中。
ダイエットと体幹調整で薦められたバレエのストレッチも、
もう5年休まず参加している。
友人関係も30年、40年以上の付き合いをしている人が多くいる。

取組んでみて、
自分の思い通りにならないからと、
どんどんと目新しいものに行くのも良いが、
考えてみれば、
思うようにいかないから”面白い”。
思うようにいかないから”無我夢中”になれる。
思うようにならないから”先に進める”のかもしれない。

第3,053号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー36-

 

自分が持ち合わせている「役割」を、
お互いに衝突させるのではなく、
連携させ、刺激させ合って高めていくのが、
複数の「役割」を果たす最善の方法である。
上手く使い分けていくと、
その中の一つにつまづいたら、
そんな時は、
『今はこっちの”役割”に集中しよう!』と気分転換にもなる。
昨日のブログで登場した女性受講生の、
”仕事と家庭”の両立発言も、
結局は自分自身で選択した「役割」。
問題の無い時はその「役割」を楽しんでいながら、
いざ問題が起きたら、
好きな方を残して、
嫌な方は投げ出すというのはいささか考えてしまう。
彼女は結局離婚をしたが、
”妻”という「役割」に変わって、
今度は”元妻”という「役割」が回ってきたことになる。

一つの「役割」から離れると、
寂しさや悲しさも伴うかもしれない。
でも、
また新しい「役割」が必ず、
新しい機会をくれることになる。
たった一度の人生だ。
目の前の“嫌だ!”と感ずるその現象だけに惑わされず、
いろいろな「役割」を使い分け、
何色にも彩られた色彩豊かなタペストリーのような人生を、
自分自身でプロデュースしていくことこそ、
生きる上での最高の”楽しさ”かもしれない。

第3,052号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー35-

 

私達人間は、
誰一人として”役割”を一つしか持たない人というの存在しない。
最初は”子”としての役割を持って生れ、
やがて、
”兄や姉”として役割を持つ人や、
”弟・妹”という役割を持つ人に変わる人も現れ、
時が経つと、
”友人”から”恋人”という役割になり、
”夫・妻”という役割から、
”親”という役割に。
家庭外では、
”生徒”や”部下”という役割から、
”リーダー”という役割を経て、
”上司・先生”と呼ばれるような役割になっていく。
中には、
”経営者”という役割になる人もいるだろう。
私達の中にはいくつもの”役割”を持った自分が存在している。

数年前にある女性受講生から離婚の相談を受けた。
どうも仕事と家庭の両立が難しいというのが始まりらしい。
女性でなくとも、
結婚して子供を持つと、
男性も女性も、
”子育て”という役割がはじまり、
これを仕事と両立していくには、
二人の理解と協力をかなり高めていかないと難しい。
私の妻は結婚後は働いていないが、
それでも、
子育ての役割は私のところにもかなり振られてきた(笑。

こういうさまざまな「役割」をこなしていかないとならないが、
その時、その時に与えられた「役割」は、
いずれ時が経つと離れていくものがほとんどである。
だったら、
その「役割」を手放す時まで、
どっぷりとそれに漬かるように、
無我夢中になって取り組むことである。
いつしか、
その苦しさや辛さを懐かしく思える時が必ず来る。
それをどう迎えるかは、
自分の向き合い方次第だ。

第3,051号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー34-

 

人は誰でも自分を顧みないで放っておくと、
どんどんと自己嫌悪に陥っていくようだ。
時々、
『この人は凄い自信家だなぁ~!』と感じる人がいるが、
たいていの場合、
そういう人は、
そうでもしていないと不安で仕方がないことの方が多い。
そういうのは「自信」といわず、
別名”アリストテレス・コンプレックス”といって、
そうしていないと自分が保てない言わば”強がり”のようなもの。
誰の中にも、
愚痴っぽくなる自分がいたり、
どこか偉そうにしてしまう自分がいたり、
どちらともつかないような自分がそこに共存している。

過去の反省なら良いが、
過去の苦労話を口にして、
『あの頃は苦労したぁ~』
『他の人にはこの苦労は解らないだろうけど・・・・』と、
いつまでも過去の話を持ち出して、
『でも今は幸せよぉ~』と続きざまに重ねてくる人は、
たいがいが今この瞬間に”苦しさ”を感じていることが多くある。
こういう、
見たくもないドラマを何度も再生しているような話の多い人は、
ほとんどの人が”自分でない自分”を演じて生きている人だ。

いつも言っているけど、
過去から持って来るものは、
楽しかった思い出と反省だけで十分だ。
「生きる」ということは前進するということ。
過去を多く語る人は、
自分自身をプロデュースすることは難しくなる。
さまざまなことを吸収しながら、
この瞬間を生きていかないと明日にはつながらない。
そのためには”聴く耳”を持って「素」になることである。

第3,050号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー33-

 

人間関係も
表面的なことだけに「気」を取られないようにすべきだが、
自分自身を顧みる時も同じことが言える。
『さぁ~みんなで写真を撮ろう!』といわれると、
心の準備ができるから、
自分で”満面の笑顔”を作って、
ピースサインをしながらカメラの方に身体を向ける。
”自分でお気に入りの自分”が後で楽しめるように(笑。

”作り笑顔”の自分や、
洗面台の鏡や、
洋服ショップの試着室に写っている自分だけで安心していると、
とんでもないことが起こってしまうかも?
例えば、
みんなで楽しく飲んでいる酒席の一コマを、
さり気なく誰かに撮られ、
『後でFacebookに載せときますから・・・』
あとから投稿された写真を見てガッカリ。
『こんなことならキチンとしておくんだったぁ~』とか。
先日なんか、
仲間と遅くまで呑んで、
深夜の新宿駅構内を歩いていたら、
向こうからヨタヨタした親父が・・・・、
なんか同じようなスーツ着てるけど、
足取りもおぼつかず情けない姿。
『あんなようにはなりたくないねぇ~』などと、
思いながら近づくと、
なんとショーウィンドウの中に置かれた大きな鏡。
そのヨタヨタ親父は私自身だった(笑。
もう視力が弱くなっていて、
その上、酔っているからよく見定めが出来ない。

街を歩く時は、
時々、
ウィンドウに映しだされた自分の姿をチェックしながら歩いた方が良い。
人との会話。
人との行動の中にも、
常に、
自分を自分の”心の鏡”に映しながらチェックすること。
表面的に演じたところで、
自分で自分の後ろ姿は見えないから、
誰かが教えてくれるならまだ良いが、
年齢を重ねてくると、
そういうことを言ってくれる人も少なくなる。
心したいものだ。

第3,049号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー32-

 

歳をとることは恥でもなんでもない。
そんな風に勘違いしていると、
どこかで、
実年齢を置き忘れ、
行動がハチャメチャになっていく。
無理をして、
無茶をして、
怪我をしたり身体を壊したりするのが関の山だ。

「お若いですね」という言葉を投げかけられると嬉しい。
嬉しいけど、
有頂天にはならないこと。
そして、
有頂天になっていると、
必ず、
周囲の若い人達から言われだす。
『先生!気を付けてください!
”もうお歳なんですから”・・・・・』。
このキツイ一言。
”お歳なんですから”
”お若くないんですから”
この言葉も実は肝に銘じて大切にしなくてはいけない。

つまり、
人は、
いつも、
どんなところにいても、
何をしていても、
「自分をしっかり形作りなさい!」ということ。
無理して若く見せようとしたり、
見た目だけ変えようとするのではなく、
実年齢でベストを尽くして「美しい人」を目指す。

だからバレエの先生からはいつも、
『先生!無理はしないで!』とお声を頂く(笑。

第3,048号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー31-

 

私のブログは、
いつもお話しているが、
セミナーの受講生に向けた”復習資料”なので、
セミナーに出られていない方には、
なかなかご理解が難しいところも多く出てくるが、
そんな方の中にも、
毎回、私のブログを読んでくださり、
コメントだけでなくシェアしてくださる方もいる。
先日、
そんな読者の方から、
『ぜひ一度、お逢いできないでしょうか?』とお言葉を頂き、
食事を一緒にさせていただいた時、
『禰宜先生(受講生でもない方から先生などと呼ばれると恐縮して身体が固まってしまいそうになるが・・・)、
先生は68歳ということですが、
お逢いしたらとてもそんな感じではなく”お若いですね”』と、
そんなお言葉を頂戴した。
昔から、
”若作り”はしない!
「若い」のは良いけど、
”若く見えますね”といわれても少しも嬉しくはなかった。
だって、
「若く見えますね!」ということは”若くない”といわれているのと同じことだから。
だから、
この方のように「お若いですね」といわれると、
心から嬉しくなり『ありがとうございます!』と、
素直にお礼が言える。

でも、
私は歳をとることを恥だとは思っていない。
だから、
「お若いですね」といわれて嬉しいけど、
有頂天にだけはなるまいといつも言い聞かせている。
有頂天になると、
実施の年齢を忘れて必ず”無理・無茶”をするのが人の性。

だから程よく年齢を見せることに「気」を配ることだ。
数か月で10数キロやせるような無理なダイエットをして、
68歳で”やつれた50代”に見られるより、
「凛とした68歳」に見られるように心がけることだ。

 

第3,047号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー30-

 

自分を「美しい人」へと、
“プロヂュース(創造)”していく上で、
忘れてはならないコトがもう一つ。
それは”アピアランス(身だしなみ)”だ。
どうも最近のファッションを見ていると、
受け入れがたくなっていているのは年齢のせいなのだろうか?
例えば、
スーツを着て、
ネクタイをゆるゆるに結んでいるのか?
ぶら下げているのか判断し難いような、
私なら、
酔っぱらっても、
あんなタイの結び方はしない。
まるで週末の深夜、
最終電車の中で見かけるサラリーマンの結び方(笑。
靴もそうだ。
よく見ると、
1足4~5万はしそうなブランド品の靴が、
まるで手入れもされずに履かれている。
まぁ~、
20~30代はそれでも良いかもしれないが、
40を過ぎたら、
丁寧に自分をパッケージしてやることも必要である。

その時のポイントはただ一つ。
高価なものは必要ない。
「清潔感と上品さ」を心がけることだけで十分である。

日常の「身だしなみ」というのは、
仕事への向き合い方や、
人間関係における「関係性」の構築に大きな影響を及ぼす。

そして、
身だしなみというか”オシャレ”の最大のポイントは・・・
「姿勢(立ち姿)と歩き方」だ。
どんなに上品で清潔なオシャレをしていても、
姿勢と歩き方の軸がブレだすと、
値打ちがガタ落ちになっていく。

こうした”見かけ”も、
自分自身を創造する上で極めて重要なポイントになる。

第3,046号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー29-

 

昨日のブログで、
魅力的な友人お二人のお話をさせていただいたが、
言葉を変えるなら、
お二人とも”美しい人”という言葉が当てはまる。
お一人は男性なので、
”美しい”という言葉はおかしいかもしれないが、
つまりは・・・・「人としての”美しさ”」だ。

68年近く生きていると、
”美人”といわれる人、
”美男子”といわれるひとは数多くお逢いしてきた。
でも、
「美しい人」と称されるような人はそう多くはない。

”美人”と「美しい人」との違いは何かというなら、
”美人”は、
顔立ちやスタイルに、
造形的な問題点がほとんどなく、
彫刻のように描き作り上げられたもの。
反して「美しい人」というのは、
欠点も含めて、
可愛らしさに溢れ、
一緒にいるとどこか癒されるような、
彫刻に対していうなら芸術作品のようなものかな?

中にはこんな彫刻型の”美人”もいた。
パティーや多くの人が集まるところでは、
美しい仕草(表情・態度)と言葉使い、
まるでどこかの訓練所で鍛えが得られたような完璧な姿。
ところが、
気心知れ出してくると、
たばこの吸い方からして、
どこか品が無い。
男性でも、
超一流品のスーツを着ているのだけれど、
一緒に食事をすると、
片手でたべる姿を見せられ・・・・ガッカリ(笑。

自分自身を”創造”していく上で大切なことは、
目先の「現象」に惑わされないことだ。
これを誤ると、
金やモノや知名度といったことだけが、
いつしか存在そのものになりかねなくなる。

 

第3,045号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー28-

 

いろいろなコミュニティーに参加すると、
『Aさんはどうしたのぉ~?』
『Aさんってさぁ~気持ちの良い人だよねぁ~』
『Aさんとゴルフに行ったんだけどさぁ~・・・・』
『Aさんと呑みに行ったときにさぁ~・・・・』
『今日はAさん不参加なんだぁ~・・・・残念だなぁ~』
こういうふうに、
その場にはいないのに、
その場の雰囲気に
良い影響を与える人(中には悪い影響を与える人もいるが)。
こういう人を私はお二人知っている。

このお二人とは、
既に30年以上のお付き合いをさせていただいているが、
いずれも、
私の方がファンになり、
好きになった人達である。
このお二人には特徴というか共通点がある。
第一に”くそ”がつくほど「真面目」で、
いい加減な私とは似ても似つかない(笑。
なんでお付き合いをしてくださっているのかも解らない(笑。
お二人とも、
派手というか、
周囲をパッと明るくするようなムードメーカーでもなく、
お二人ともまず、
自分から口を開いて、
どんどんと語るタイプではなく、
いつも一言二言、
キーワードとなるような話をするだけ。
でも、
いるといつも気になってしまうお二人。

お二人(一人は男性、もうお一人は女性)とも、
私よりも年下だが、
私よりもはるかに大人で、
なんというか・・・・
優しさとか、
思いやりとかの質や量が全く違う。
それはお酒を飲む姿、
食事をするときの姿、
ゴルフをする時の姿に、
語られる言葉一つひとつに上品さがにじみでている。

一言でいうなら、
”静かに熟成された極上の大人”という感じだ。
「その場にいなくてもその場に影響を与える人」
そんな自分をプロデュースしていきたいものだ。