《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人間関の基本は”自分らしさ”!」 -13-
私立幼稚園や小学校の教育方針文句に、
”個性的な教育”というのがある。
でもわざわざそんな教育をしなくても、
人は生まれながらに”個性的”で「オンリー・1」だ。
欠点も長所も、
魅力も嫌なところも持ち合わせてこそ真の人間だ。
よく”モテ理論”などというのを語る人がいるけど、
そんなものは必要ない。
そういうことを語る人は概ね表面的な人間が多い。
私が尊敬しているバレエのS先生は、
まず人から悪口を言われたことがないと思う。
・・・というより、
誰に聞いても事実、『聞いたことがない』と応える。
そんな彼女の特徴は、
スクール生一人ひとりの”個性”を認めて大切にされる。
言い換えるなら、
その人の目に見える魅力だけではなく、
隠れた魅力を発掘する名人のような人だ。
そして何よりも、
その人全体を受け入れようとする姿勢には頭が下がる。
人間関係で問題が起こりやすい人は、
相手の良いところばかりを観ようとする。
確かに大切なことの一つかもしれないが、
人間ならいつも笑顔でいれるはずもない。
真面目な人だって時には羽目を外すことだってある。
こういう姿を見ると、
良いところだけを見ている人は「裏切られた!」と早合点し、
せっかくの近づいた”関係性”も遠のいていくことが多い。
人を見る時は、
良いところより欠点に注目すると良いかもしれない。
そしてそれを、
その人の”個性”として甘受すること。