第3,146号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」 -21-

 

2018年最後の日。
今年も87名の受講生が”禰宜塾”の門をくぐっていった。
私の2日間のセミナーには2日目に”素言(そげん)”というカリキュラムがある。
”素言(そげん)”・・・文字が示す通り「素直に言う!」というもの。
素直な気持ちになって、
これまでの”3つの重力方向”から受けたことの話をしてもらうカリキュラム。
中には、
私が途中で話を遮るくらいに壮絶な「重圧」を背負ったまま生きてきた受講生もいた。
中には、
この場に及んでも”素”になれずに、
創りながら語る受講生もいた。
『語りたくないことは無理に語らなくてもよい』と言ってあるので語らないこと自体が問題なのではない。
大切なことは、
”自分自身と真正面から向き合えたか?”ということ。

2018年最後の日に、
もう一度、
過去を振り返り、
今の自分がどう創られてきたのか、
じっくりと考えながら新しい年を迎えてほしい。
”等身大の自分”を見失うと、
私達はとんでもない方向に進んでしまうことになる。
それでは決して、
自分の人生なのに自分の人生の”主人公”にはなれない。

今年も毎日、
ブログを読んでいただきありがとうございました。
順調にいけば、
来年の12月に
このブログも連続3,500回目を向かることになります。
明日からまずは、
その”目標”を目指して日々取り組んでまいります。

良いお年をお迎えください!
1年間ありがとうございました。

第3,145号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」 -20-

 

私のセミナーは企業様向けが多い。
ほとんどが、
「社員に”何か”を気付かせたい」という経営者の想いからご依頼が来る。
さまざまな知識を学ぶことも必要。
技術を身に着ける研修も必要。
私もサラリーマン時代に取得しているが、
マネージメントの上でコーチングやカウンセラーの資格も必要かもしれない。

でも私はいつもセミナーで受講生にこう強く伝えている。
『家庭でも職場でも”素直に!明るく!正直に!”、
自分自身をしっかりと語れる人になってほしい。
特に管理職といわれる人達は、
知識や技術の前に、
この”自分を語れる”ことができない人にはマネージメントは難しいものになる!』と・・・・。

私達の多くは、
自分の人生なのに、
どこか他人の人生のように、
自分自身の背後からしか自分の人生を見れないことが多い。
その証に、
いつもどこかで他人と比較し、自分自身を見失う。

いつも言っているけど、
私達の命の源は、
この広大な宇宙のエネルギー(「気」)の塊。
それは自分一人ではない、
この宇宙全体の力の一部でもあるということ。
そんな自分の人生も最初っから思う通りにはならなくても、
自分自身で、
その目の前に起きることは全て受け止めなくてはならない。

それはきっとその結果のすべてが、
間違いなく将来につながるから。
自分は自分。
他の人と比較することなく、
自信をもって生きていくことだ。

第3,144号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」 -19-

 

ここで自分自身が受けてきた、
”3つの重力方向”についてもう一度振り返ってみてほしい。
何が自分の基準になり、
生き方の指針になってるのか?
そしてそれは、
いつ頃から、
どんな影響を受けてそうなってきたのか?
私達の人生の成り立ちは100人いれば100通り。
それぞれに違う。
ところが、
誰もがこの”3つの重力方向”からの影響を受け、
知らず知らずの内に、
良いも悪いも、
それを背負って人生を生きていくという、
この心のメカニズムは全ての人の共通点といえる。
そしてそれは、
私達に良い影響も与えれば、
時に、
知らないうちに、
悪い影響となっていることもまた確かである。
毎日の生活の中で、
”悩み”といわれるものは、
この悪い部分での影響が大きく働いている。
自分が選ぶことのできなかった両親の元に生まれ、
一つの家庭という中で育つということは、
運命そのものを生きるということ。

でもこの”運命”は、
自分自身の捉え方一つで大きく変えることが可能だ。
これがいつもセミナーでお話ししている、
「自分と向き合う」ということ。
この”3つの重力方向”から「重圧」の中で、
人には誰にでも、
他人には語れない、語りたくない何かを背負っている。
それこそが”運命”というもの。
学校での悩みも、
職場での悩みもすべてはここにその原因が存在している。

第3,143号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」 -18-

 

自分が受ける「重力方向」の三つ目は、
”時代の情報網”から受ける影響という「重力」。

ここでは良いも悪いも”知識”といえるものを指している。
”知識”は「知恵」の基礎になるものだが、
どうもその”知識”を「答え」と勘違いしている人が多くいる。
”知識”とはあくまでも「情報」の域を超えることはない。
SNSが存在していない時代から、
私達は莫大な情報を吸収しながら生きてきている。
生まれ生きてきた時代のまなざしの中で、
知らず知らずのうちにそれに染まり、
そこにある生き方に同化しながら生きている。
特にマスコミの「重力」は強く、
大きな影響を受ける。
あの戦争がそうだ。
軍部の喧伝やマスコミの煽動によって、
自分が”動かされている”という、
意識をしっかりと持っていた人は少ないだろう。
バブルの時代もしかり、
『絶対に土地の価格は下がらない!』と、
多くの人が財テクに走り、
それが弾け散ると、
今度は『銀行なんか信じたらダメだ!』と思うように・・・。

いつの時代にも、
その時代時代に抱く「気」が、
私達の周りには溢れかえっている。
特に”情報”で溢れかえるSNSの発達した今の時代は、
その”情報”を「答え」と勘違いして突っ走る人が多くいる。
表現されてくる”情報”の中に隠れる「本質」を意識しないと、
とんでもないものを失うことになりかねない時代。
今こそ、
小手先の「やり方」よりも、
本質の上に立つ、
「在り方」をしっかりと考えなければいけない時代に来ている。
マーケティングも、
人材教育も、
表面的なことよりも、
もっともっと、
深く掘り下げたところでとらえていかないと
いけない時代に来た!。

第3,142号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」 -17-

 

自分が受ける「重力方向」の二つ目は、
”地域や関係者、環境など”から受ける影響という「重力」。

最も強く表れるのは”生まれた国の文化”。
作法やしきたり、
習慣や生活基準といったものがこれ。
国の中でもそれぞれの地域によって細かく分けられるだろう。
よそ者を警戒する土地柄、
逆に開かれた土地柄、
暗黙の秩序に逆らうと村八分にされることもある地域。
しがらみの中に言いたいことも言えない環境。
これは何も地域だけのことではなく、
さらに小さな組織になると、
業界や会社もそうだろう。
休みの日でも、
会社の経営者や上司に、
自分の行動をチェックされ、
文句を言われるわけではないが、
なぜか自由感のない環境から受ける心理的な影響。
どれがいい悪いは別にして、
それぞれに浸透している特有の価値観や常識,習慣や慣例。

大切なことは、
国にせよ地域にせよ、
業界にせよ会社にせよ、
そこに身を置いていると、
永ければ永いほど、
私達は当たり前にあなっている前提を意識できず、
気付くことが困難になっているということ。

特に変化の激しい今の時代は、
こういうことに気付くのが遅れると、
常識や習慣、慣習といったものから逃れられずに、
時代の変化に対応する機会を失うことになる。

第3,141号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」 -16-

 

私達に向かってやってくる人生における”3つの重力方向”。
1.両親からの方向。
2.地域や関係者、環境などからの方向。
3.時代の情報網からの方向。
誰もがこの”3つの方向”からくる「重力」の影響を受けている。

「重力」・・・つまりは、
自分の心(「気」)が、
他のエネルギー(「気」)影響を受けているということ。
最初は耳に入る言葉、
目にする現象のすべてがそれといえる。

生まれたばかりの赤ちゃんにとって、
生き方の影響のを受けるのはまずは両親です。
両親から耳にする言葉、
目に見えるしぐさ、
考え方や生き方をそのまま吸収していきます。
中でも両親が発するつぶやきには大きな”重力”が存在している。
『人生は何といっても学歴だ!』とか、
『金させあればなんとかなる!』、
『〇〇のような人間はダメだ!』、
『だから貧乏人はダメなんだ!』、
『人に負けたらダメだ!』、
こういう言葉の数々は、
知らず知らずのうちにまるで催眠術のように、
確信的にあなたを動かし育成していく。
親から聞かされたり態度で見せられたりするうちに、
自分で直接確かめたわけでもないのに、
それを自分の感覚として思い込んでいく。
同じように他の心の遺伝子もまた、
自分の心(「気」)の中に浸み込まれていく。
幸せの基準、
大切なものの基準、
どんな行動が良くてダメなのか、
問題を前にしたらどう対処するか、
身近なところでは、
人間関係とどう向き合うか、
こういうことを吸い込みながら、
自分の”生き方(「在り方」)”を作っていく。

第3,140号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」  -15-

 

私達に向かってやってくる人生における”3つの重力方向”。
1.両親からの方向。
2.地域や関係者、環境などからの方向。
3.時代の情報網からの方向。
誰もがこの”3つの重力方向”からさまざまな影響を受けている。

私はセミナーでよく、
『悩みはありますか?』と質問をすると、
ほとんどの受講生が手を挙げるが、
そのほとんどが、
人間関係か経済的(仕事)なことか家族のことか健康のこと。
いわゆる”苦労話”=”悩み”にしている人がほとんど。
だから私は、
『目が見えて、音が聞こえて、言葉が喋れて、匂いが嗅げて、手で触れる感触を感じられて、
その上、
手足が自由に動かせて、
それでもそれは”悩み”ですか?』と応える。
中には『先生には解らないでしょうが!』と、
激怒される方もいるが、
感情的に受け止めれば・・・『大変ですねぇ~』とはなるが、
そんな会話は表面的なお付き合いの人だけにすること。

企業内の人材研修の仕事をさせていただいて20年。
まず職場内で起こる99%の”悩み”といわれるものの根底には、
この個々の「重力圏」での体験が重くのしかかっている。
だから、
管理職に一番必要な能力は「カウンセリング力」だと、
いつも強く申し上げている。

明日からのブログでは、

この”3つの方向”からくる”重力(重圧)”を、
少しひも解いてお話ししよう。

第3,139号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」  -14-

 

メリークリスマス!
今日はクリスマス・イブ。
こういう日に、
人生の「原理原則」を振り返るようなブログを書いているのも、
なにかの働きによる”必然”かもしれない。

昨日のブログでお話しした”人生重力圏”。
そもそも私達の誰もが、
両親の存在があってはじめて私達自身の存在がある。
容姿、性格、体系・体格や運動能力から癖に至るまで、
身体的条件の多くを決めるのは、
両親からの遺伝子によるもので、
その影響は計り知れないものがある。
そしてもう一つ、
”心の遺伝子”というものも存在するといわれている。
物事の感じ方や受け止め方、
考え方や判断基準に行動基準。
言葉使いや常識基準に価値観などといわれるものは、
私達が生まれながらにはず持っていたのだろうか?
歩くことも話すこともできない赤子の頃。
私達にとって両親は絶対的な存在を超えた、
”一体的な存在”としてとらえていたのかも?
だから全幅の信頼で両親のすること、
話すコトをまねするところから学びが始まったはず。
これが「三つ子の魂100まで!」といわれるものだろう。
ところがその後は、
両親から兄弟、親戚縁者に友人や先生など、
自分が生きている生活の場から、
良いも悪いも多くの人たちの教えや生き方に、
納得したり、
共鳴したり、
共感したりしてたちまち心に吸収され、
無数の断片となって入り込んできているはず。
そこには、
恐ろしいほどの他人の影響が堆積しているということになる。

今の時代は10年前と比べたら、
もっともっと恐ろしい数の影響を受けているかもしれない。
だからこそ、
全ての中に”真理=「原理原則」”という一つの基準を、
参考基準として身に着けておくことが必要になる。

第3,138号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」  -13-

 

「人生は自分の思いどおりにはならない!」
ある程度の年齢に達すると、
この言葉にうなずき、
『その通りだ!』と実感する方は多くいるはず。

なぜ?
私達の人生にはこうも”試練”が多くあるのだろうか?
チョッといいなと思っていると、
アッという間にまた大きな波が押し寄せてくる。
私達は誰もが生まれた瞬間から、
こういう人生を歩むことになる。
そして、
たとえどんな人生を歩もうが、
時代、国、環境、家、家族といったものは自分では選べない。
自分以外の何かによって決められスタートしたのが私達の人生。
それだけではない、
潜在的な才能や容姿でも、
それを決める遺伝子を自分で選択することはできない。
物心ついた頃には、
人生の初期環境は設定され、
基本的な習慣なども自分が知らないところで彫り込まれていく。
そしてそのことに対して、
何人たりとも異議申し立てはできない。
成長して、
”自分が自分であることを認識する“頃には、
すでに背負わされているものがそれぞれにあったはず。
まるで、
無重力の世界で生活してきた宇宙飛行士が、
帰還して改めて”重力”を感じるように。
そしてそこからまた、
新たな「人生重力圏」と立ち向かっていかなくてはならない。

自分自身の「運命」と向き合うには、
まず自分が置かれている”場”を、
しっかりと自覚しなくてはならない。
私達が今も感じるこの”重力”は、
どこから伝わってくるのだろうか?
明日はその辺のお話を!

第3,137号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「己で切り開く運命はいつでも逆転可能!」  -12-

 

「逆転運命」は、
周囲の人の力や環境の変化といった、
外からもたらされるものではなく、
それぞれの内なる”エネルギー(気)”によってのみ
もたらされる。
たとえ目の前の”出来事(現象)”が、
自分が思い描く通りにならないことが続いても、
事態をあきらめることなく、
せっかく授かった人生という”時”を、
自らの手で捨てることなく、
今、
目の前の”やれること”を愚直に懸命に取り組むことで、
それまでとは全く異なる道が必ず開けてくる。
この「内から迎え撃つエネルギー(気)」は、
私達の誰もが、
生まれながらに手にしている潜在能力の塊といえる。
その潜在能力を存分に引き出すものが、
これまた、
私達の誰もの中に存在する「意志力(意志気の力)」だ。

『これをやって何になるのか?』
『これで上手くいくのだろうか?』
『失敗はしないだろうか?』
何かに向き合うと多くの人はこういう悩みを生み出す。
そんなことは”やってみれば判ること!”。
逆に言うなら”やっ見なくちゃ判らないこと!”。

「成果」という言葉もよく使うが、
「成果」はその都度、その都度、目の間にきちんと現れている。
でも、”やらずに先を案ずる人”にはそれが見え難い。
人生は常に「考より行(こうよりこう)」の意志気(意識)で何ごとにも取り組むことだ。
”やって見て”だめなら、
また新たな「考より行」で挑んでいけばよい。

このシリーズは2018年から2019年への架け橋として、
受講生の皆さんに、
あの2日間のセミナーを思い出していただきながら、
ご自分の「運命」に向き合ってもらうために記したものです。