第2,029号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「その受け止め方で決まる”言葉”の力!」-11-

 

今日の言葉は哲学者のタレスの言葉。

私達は
他人のことは良いところも悪いところもよく見える。
特に、
悪いところは、
まるで顕微鏡でも見るように、
細かなところまで見えるものです。

お医者さんで、
自分の不摂生に気付けないでいる人は
意外に多くいるようです。
これって、
その特徴的な出来事かもしれませんね。

タレスはこう言っています。

最も困難なことは自分自身を知ることであり
 最も容易なことは他人に忠告をすることである

ある意味、
『私もあの人のようにお金持ちになろう!』とか、
『あの人のような生活ができたら良いなぁ~!』って、
まるで、
その人の生活を見て知っているかのように、
そんな言葉を発する人がいますよね。

ブログなどをやっていても、
ランキングだとか、
どれだけアクセス数があったとか、

そうした”現象的”なことに囚われ、
そうした数字を目標にしているような人は、
このタレスの言葉のように、
自分自身がまったく理解できていないといえます。

ですから、
そういう人のブログって、
どこか、
ストリー的で、
どこか造られたような、
本当はそうではないのに、
『こうありたい!』という仮想の現象が、
あたかもそうあるかのように描かれているので、
読んでいるとすぐに判ります。

でも、
ご自身は、
『こうありたい!』と思い描いている姿が、
すでにそうあるかのように思い込んでいるので、
まったく気付けていないんです。

そしてさらに、
口癖は・・・・『私達は変われる!』。
自分を変えようとすること自体、
自分のことが全く見えていないということです。

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