第4,131号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー89-

 

人生というのは深く、
面白味もたくさん含まれている。
それなのに、
なぜか多くの人達は、
『私もいつか幸せに!』
『きっとく幸せな日が!』・・・・と、
自分が「幸せ」になるのを、
どんどんと先延ばしていくのだろうか?
いま抱えている借金が全部なくなれば。
良いところに就職さえすれば。
彼女が出来さえすれば。
結婚さえすれば。
子供が出来れば。
子供が成長すれば。
親のことが落ち着けば。
夫がしっかりしてくれれば。
子供がもっと勉強してくれれば。
仕事が一段落したら・・・・『きっと幸せになれる』。

そんな日々を繰りながら、
一方で、
人生の秒針はどんどんと進んでいく。

アルフレッド・ディソウザの言葉にこういうのがある。
私は長いこと、
本物の人生はこれから始まると持って過してきた。
だが、
いつも何かに邪魔されてきた。

先に片づけなければならないコト。
やりかけの仕事。
借金の返済。
それが終わったら人生が始まるだろうと。
やがて私は悟った。
こういう邪魔者こそが私の人生だったのだと」。

幸せ」への道などどこにも無い。
幸せの法則」などというもの無い。

幸せ」はいつもこの瞬間
自分の足元に存在しているのだ
大切なことはそれに気付けているか否かというだけのこと。

 

第4,130号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー88-

 

昔、
上司から教えられた言葉にこういうのがあった。
人生自分以外は全てがなり」と。
特に家族だ。
両親、
妻(夫)、
子供、
兄弟だが、
この身近な人から学ぼうとする人は案外少ない。
照れや、
恥ずかしさ、
頑固さが出てしまい不思議と心を閉ざしてしまう。

最も身近な人達というのは、
最も私を知っている人達”というこになる。
こんなチャンスを見逃していくの実に悲しいことだ。
彼らはこちらが自虐的な行動をとっているのを見抜き、
極めて単純で明快な解決策を出してくれることが多くある。
それに対して、
照れや恥ずかしさ、
つまらぬプライドで頑固すぎたりすると、
人生を向上させる、
単純で素晴らしい方法に気付くチャンスを失う

妻や子供に自分が指摘されると、
その内容よりもまず反発が出る。
ある意味家族には、
他人には隠している”素直な部分”というか、
わがままな部分”が出やすくなる。
たまには、
家族という切り口を変えて、
一人の人として、
自分をどう見ているか聞いてみると良い。
意外と、
自分自身で気付けていないところを指摘してくれる。

第4,129号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー87-

 

私達は1日に平均して50,000個のことを頭に浮かべるという。
これはものすごい数だ。
その中には前向きで生産性の高い考えもあるが、
残念ながら、
その多くは否定的で後ろ向きなことが多いといわれている。
怒り、
嫉妬に虚栄。
不安に不満に悲哀。

こうした否定的な意識と向き合うには2つの手段しかない。
一つは、
その否定的な考えをさらにじっくりと分析して、
もっと深くのめり込んでいく
二つ目は、
それをさらりと受け流して素通りさせる方法だ。
どちらが正しいとかいう問題ではない。
単純に考えて、
二つ目の”受け流す”方法の方がはるかにというだけのこと。
どんなに深く分析して向き合っても、
世の中にはどうにもならないことが多くある。
例えば「老い」だ。
『もう70かぁ~嫌だねぇ~~』と悩んだところで、
40代に戻れるわけではない。
それなら、
それをそのまま素直に受け入れ、
70歳は70歳でやれることを精一杯やって楽しめがいい。

ゴルフでもそうだ。
40代や30代の若者と、
ドライビング競争をしても勝てるわけがない。
70歳にやれることはアプローチとパターで戦うしかない。
戦う”というより「楽しむのだ。
ドライバーはもう飛距離が落ちていくだけ。
でもアプローチならまだまだ30㎝以内に落とせるし、
パターだって20mが入る時もある。

 

 

第4,128号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー86-

 

人はとかく、
持っているもの」より”欲しいもの”のことばかり考えがちだ。
既に多くのものを持っているにも関わらず、
欲望のリストをどんどんと膨らませていく。
『もっともっと!』という欲望は、
目指すものが手に入った後も繰り返され、
いつまで経っても満足することがない。
私達の大半が同じことをやっている。
『あれが欲しい!』
『これが欲しい!』
それが手に入らないとそのことばかりを考え、
不満が消えることはない。
望むものが手に入ると、
手に入ったで、
また次への欲望が膨らみだす。
望むもの”が手に入ったのに、
まだ不幸のまま、
また新しいものをあこがれ続ける限り「幸せ」はやってこない

仕事をしていても同じだ。
やれ時間が無い。
人手が無い。
予算が無い・・・・と、
無いものねだり”で思考したところで何も生まれることはない

欲しいもの”より「持っているもの」を意識することだ。
会社の給与が安い。
仕事がキツイという前に、
仕事があること、
働く場所があることを意識することだ。
コロナ禍でいろいろ学べたはず。
ハワイに行きたいと願う代わりに、
家の近くで楽しめることを考える。

一度、
大きく深呼吸して、
自分がいま手にしているものを考えてみることだ。
欲しいもの”より「持っているもの」に意識を切り替えると、
人生はずっと楽しくなっていく。

第4,127号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー85-

 

人は自分が計画したことが変更になると、
まず”不満”という感情が沸き起こる。
そしてそういう「感情」が起こることは当たり前だと、
多くの人がつい思ってしまうが、

それは「優先順位の問題」。
予定外のことが起きたり、
計画していたことが急変するようなことが起きたら、
本当に大切なことは何か?”を自問すること。
それが「優先順の問題」。
つまり目の前に起きた事を検証して、
どちらがより大切か?」を考える。
①.予定通りに計画を実行させることか
②.それとも”流れに任せ”て学ぶか?

当然ながら、
頑なさより、
融通性を優先させた方(もちろん例外も多くある)が、
心は穏やかでいられる

それと目的計画)」はあくまでも”計画”だと知ると、
気持ちも楽になる。
最初っから融通性を持たせていると、
有事の際に慌てることも少なくなる。
私生活でもビジネスでも同じだ。
計画にゆとりを持たせておくと、
まず、生産性のキープ率も高まり
意外な楽しさ”も手に入れられる可能が膨らむ

もう一つ極めて重要なポイントがある。
目的計画)の中には、
自分自身の行動だけをしっかりと示すコト。
誰かに喜んでいただくため
周囲の人に喜びを感じてもらうため
こういうコトを目的に入れ込んでいくと、
人は間違いなく”手段”を選ぶようになり、
本来たてた目的計画)とは全く別のところに向いてしまう。
それだけではない。
『自分はこんなにやっているのに・・・』という、
のに現象”に苛まれ、
見返りを必ず求めるようになる。
見返り」を求めたら、
それで最初の目的計画)からは大きく遠のくことになる

誰かに喜んでいただくため
周囲の人に喜びを感じてもらうため
こうした意識自体がすでに「見返り」に他ならない
自分が追い求める目的計画)と「見返り」は別物だのはず。

第4,126号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー84-

 

一日一日”目的計画)”を立てることは大切なことだが、
いくら”目的計画)”を立てても、
その通りに行かないのが人生だということも忘れてはならない。
私達は、
自分が決めた目標目的
達成しようと目指すところへの予定行動が狂うことを嫌う。
目的を達成するためには忍耐力も必要だ。

でもそれと同時に、
ガチガチの計画を立て、
何としてもこれを達成するぞ!』
ならまだよいが、
何が何でもこれを達成しなきゃ!』・・・・となるとストレスになるだけでなく、
苛立ちが表面に出て周囲の人にも悪影響を及ぼす。
そういう人周りにいるでしょ(笑。

私も10年前に「毎日、一番にブログを書く!」と、
自分自身にコミットメント誓約)をした。
毎日”という点では100点満点だが、
一番に”というところ。
その日の一番」とはその日の始まりの時間、
つまり夜中の00:00になる。
これも9年くらいは必ず00:00~00:15に必ず実行してきたが、
年々歳を増すごとに眠さとの闘いになり、
その上、
健康診断で医師から、
『もう少し早い時間に就寝するよう』にいわれ、
この”目的計画)”は今では崩壊してしまっている。

こういう事例は他にも多くある。
計画の変更を余儀なくされた時。
予定がキャンセルされた時。
やる」といったことが”やれなくなった”時。
予定より時間が足りなくなった時。
予定外のことが起きた時。

こういうことは誰にでも必ず起こる。
そんな時に大切なことは・・・・・?

それは明日のブログで。

第4,125号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー83-

 

台風は周囲は荒れ狂っても、
その中心部である”台風の目”といわれるところは、
穏やかな晴天状態が存在する。
人生道で迎える、
数々の困難苦難もその真っただ中で、
穏やかにいられるような自分だったらどんなに良いだろうか?
慌てふためくこともなく,
何とかして目の前の状況を、
思い描くようにしようと必死にならずに・・・。
難しいように思われるが、
これが意外とやれるものなんだ。

例えば、
仕事とは無関係の集まりとかに出向いても、
ここぞとばかりに、
自己自慢や、
自己の魅力や、
『これが他者には無い当社の価値です』と、
他との差別化をアピールしながら宣伝チラシを配る人がいるが、

私はそんな中にいる時、
『今日は自分はただじっとして動かず。なんの宣伝行動もしない』とこう自分にコミットメントして出向くことにしている。
こんな時も、
静かに呼吸法を行っていく。

すると、
以外にも他の人の話を自然と聴けたり、
こちらから動かないでいると、
あちらから来てくれる人も出てくる。
こういうコトを訓練と思って実践していると、
人生でも、
困難・苦難、
もめ事、
試練、
悲観、
怒り、
悔しさ、
後悔、
こういう感情と上手に同居できるようになっていく。

台風の目」の中に自分を置いてみると、
見えないものも見えてくる

 

第4,124号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー82-

 

ブログでも何回も出てきているが、
ミスタースクール」という、
クラッシックバレエのストレッチで、
体幹を調整するコミュニティーをはじめて9年目になる。
最初は腰痛対策とメタボ対策が目的だったが、
この二つは数年前にすでに達成し、
メタボ対策は8年間で18kのダイエットに成功。
腰痛対策でも、
それまで年に3~4回はかかっていたギックリ腰も、
この8年間で1回だけ。
それも3日目には歩行可能になった。
この「ミスタースクール」で得たものはそれだけではない。

以前、
ブログでも”呼吸法”の話でお話ししたと思うが、
ミスタースクール」で教わる動きには、
息を吐きながら”という動作が非常に多くある。
スクールの中では、
息を吐きながら概ね3~4秒で終わる動作が多いが、
私は、
これを日常生活に取り入れてみた。
大きく息を吐きながら
身体の中心部に位置する「胆点」を意識して立つ
どんな時に行うかというと、
腹の立った時。
イライラを感じた時。
「どうしよう?」と考えなくてはならない問題と向き合う時。
面倒な作業や苦手な人と向き合う時。

簡単に言うなら、
小型の瞑想で心の状態を整える。
これが意外と効果がある。
ゴルフのティーショットの時もこれをやる。
飛距離があまり出ない私は方向性が武器だ。
お蔭でドライバーのフェアウェイキープ率は90%を超える(笑。
目の前の”大事”と思い込んだものも、
たいていは「小事」で終わる。

たったこれだけのことだが、
スクールの先生から教えられ、
毎朝、
欠かさず続けてきたら今のこういう自分でいれた。
心も身体も「胆点」が生命ポイント

第4,123号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー81-

 

ついこの前のことだが、
高速道路を走っている時、
走行車線でゆっくりと走っている車がいたので、
ウィンカーを右に出して追い越し車線に移り、
その車を追い抜こうとした時。
ほとんど一瞬の出来事だったが驚かされた。
なんとその車のドライバーは、
左手でハンドル操作しながら右手で髭をそっていた。
驚いて少しスピードを緩めたら、
今度は、
つい今しがたまでシェーバーを握っていた右手には、
今度はドリンクカップが握られていた。

このせわしなくなった世の中は、
一度にいろいろなことをしようと携帯電話が生まれ
そのせいで私達の暮らしは繁雑になっていった
世の奥様は、
携帯片手に掃除機をかけ、
部屋のチャイムが鳴ると携帯片手に玄関のドアを開ける。

そう!
最近は人の話を聞きながら他のことを考えていたり、
一つのことだけではなく、
一度にいくつものことを処理する人が、
能力が高く優秀だと勘違いしているようだ。

人間は一度に多くのことをやろうとすると、
間違いなく集中力低下する
そうなると、
向き合っているコトに「楽しさ」を見出せなくなるばかりか、
気が散って生産性も低下していく。
基本的に向き合うことは「一つ」にすることだ。
電話で話す。
車を運転する。
皿を洗う。
芝を刈る。

何ごとも”一つに集中する”。
これを実践していくと二つのことに気付ける。
一つは、
一つのことに無我夢中になって向き合っていくと、
それに対する自分自身の興味はどんどんと膨らんでいき、
楽しんでやっていることに気付く

もう一つは、
自分が予定していていた以上に効率よく、
生産性が急激に向上していくことに気付く

人生では
一度に”一つのこと”しかやらない」と決めた方が良い。

第4,122号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー80-

 

人は皆、
自分の意見や見方が正しい”と思い込んでしまう節がある。
それは生まれた時から、
よほど衝撃的な環境変化が無いまま今に至っているのだから、
仕方のないことではあるが、
自分の意見や視点を、
自分という角度から見つ続け作り上げ、
それだけをかたくなに信じ、
その正しさだけを確認し続けながら生きていく姿には、
どこか悲しいものを感じてしまう時もある。
自分と同じ意見や視点以外のものに心を閉ざす
これは間違いなくストレスを生み出していく
閉ざされた心は、
全てのものを突き放そうと常に身構えているから。

1日にほんの数分でいいから、
そんなかたくなな態度を和らげ、
自分とはまったく違った切り口で書かれている本を読んだり、
TVから流れる声を聴いてみる。
自分の信念や深い信条を曲げる必要はない。
ただ、
新しい、
自分とは異なる考え方や意見に、
少しだけ心を開いてみる。

この練習は新しい気付きを得るだけでなく、
自分自身の張りつめた心を和らげ、
忍耐力を身に付けることにもつながっていく