第3,917号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー11-

 

今の時代、
ものごとを知ろうとするなら?
そう!”インターネット”だ。
GoogleかYahooの検索エンジンを活用すれば、
たちまち”答えらしきもの”がズラッと並んで出てくる。
言っておくがこれらは「答え」ではなく”・・・らしきもの”だ。
多くの人は、
この”らしきもの”が正解と信じて満足する。
『今は何でもネット調べられるよ!』
人はこう思った瞬間に「思考停止機能」が動き出す。
理由は、
時間と手間をかけて”考える”必要がなくなるから。
こうなると人はどんどん自分で考えることをしなくなっていく。
これは、
思考」というロマン溢れる旅に出るのをやめて、
第二歩を歩みだしたところで、
快適な空間を見つけてしまい、
そこのベンチに腰を下ろしてポカ~ンと景色を眺めながら、
あっという間に一生を終えるようなもの。
快適な”知識の小屋”にいて、
無我夢中で向き合う喜びも味わえずに、
居ながらにして、
多くのことを知る便利さを、
まるで「幸せ」と勘違いしたかのように・・・。

でも、
居ながらにして提供されたもの”は、
自分自身で捜し出した宝物」にはなりえない
なぜなら、
本当に探し出してきた「宝物」かどうか?
確かめる術はその先に存在していないから。

この世の中は、
誰が言っていようと、
どんなに有名な人が語ろうが、
例え、
国で決められた法律であろうが、
確かなモノ。
正しいコト。
こういうものなどは存在しない。
全ては、
自分自身で確認して決めていかない限り、
目指すゴールにはたどり着くことは難しい。

第3,916号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー10-

 

思考」という作業に入る時に大切なことがある。
それは・・・・、
思考」を妨げるものは”知識だと知るコト。
思考(考える)」ことと”知識”は相反する存在に在る。
知識”を得ることは悪いことではないが、
知識”に考えを邪魔されてはならない。
思考することと”知識”があることとは、
水と油ほどの違いがある。

こういうこと。
思考考える)」とは無から有を生み出すことだが、
一方、
知識”とはすでに生み出されたものを、
せっせと集めたもの。
知識”という情報を集め、
それが豊富になっただけで、
自分で考えた」と思い込んでしまう人は多くいる。
言い換えるなら、
思考」と”知識”は、
知識”と「アイディア」の違いといえるだろう。

思考」の出発点はあくまでも『なぜ?』。
これが「思考第一歩」といえるが、
問題は次の第二歩目だ。
この時点で”情報”を集めたがる人が多くいる。
いまはSNSの普及で”情報”は集めやすい。
集めやすいが故に、
その先は迷路へと続いていく。
これは「思考」をしているというのではなく、
調べ物をしている”という姿。
今の時代、
調べ物の道考える道よりもはるかに歩きやすい。

でもどれだけ早く歩けても、
思考の道」だけではゴールというところへはたどり着けない。

続きはまた明日。

 

第3,915号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー9-

 

思考考える)」の”準備”で大切なコトの2番目。
それは・・・・、
自分自身の「意志気確認」だ。

どんなことでもそうだが、
やる!」と決めたら、
自分で納得のいく結末を迎えるまでは”やり続ける!”こと。
私のブログももう少しで連続4,000日を迎える。
別に文章能力があるわけでもなければ、
文章を作ることが特に好きなわけでもない。
これで商売をしているわけでもないから「仕事」ではない。
ただ、
セミナーが100期を迎えた時に、
受講生達からの要望もあり、
受講生の為の復習資料として届ける”と、
自分自身にコミットメントしたからに過ぎない。

人は無のところから何か形にしようとして向き合うと、
どんなに”時間だけを確保”しても、
『あぁ~出てこない』
『もぉ~ダメだ』と何度も行き詰まり、
『こんなんで良いのかなぁ~』と徒労感が忍び寄ってくる。
大切なのは・・・・それでも続けることだ。

その時は、
『あまり良いアイディアじゃないなぁ~』と感じるものでも、
後で必ずヒントになるようなものも生まれて来る。

そのためには、
自分自身で「思考考えた)」ものは必ず”記録”しておくこと。
記録に勝る記憶無し”という言葉がある。
記録”をしっかりとしておけば、
どれだけ時間が経過しても、
まるでタイムマシーンに乗ったように、
過去を遡ってその時の状況を取り戻すことが出来る。

これも”やり続ける”ことの大きな要因となる。

第3,914号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー8-

 

 

さぁ~!
心身一如」の態勢が整ったら、
いよいよ、
思考考える)」ことの”準備”に入る。

”準備”の第一歩は「時間の設定」だ。
まずこの”時間”だが、
長くとる必要などは全くない。
逆に「1時間以内」と定めて設定することが望ましい。
私達が集中できるのは概ね1時間が限界とされている。
「いいところまできたから・・・・・・・・もっと考えよう」と思う人もいるだろうがこれ以上は止めて次に送る。

私はこれを原則として毎晩”23:00~00:00”としている。

(時々、疲れて寝入ってしまう時は朝の7:00~8:00)。
この「考える時間」の最後に、
毎晩毎日のブログを書きしたためる。
人の感情推移から見ると、
夜よりも朝方の方が望ましいといわれている(私は夜型だけど)。
自分の生活の流れの中で、
ゆっくりと他に邪魔をされずに向き合える1時間を選ぶことだ。

そしてもう一つ。
時間設定”では「思考考える検証の時間」も作ることだ。
前日に考え出されたアイディアや提案事項は、
翌日の前半10~20分をかけて、
もう一度、
その内容や表現などを振り返ってみると良い。
人の「感情」は毎日毎日変化しているのだから。
毎日毎日というより、
瞬間瞬間で変化しているといえる。
その日の出来事や、
経験したこと体験したことでどんどん変わっていく。
これは思い込みや固定概念といった、
思考”をほぐすうえでも重要なポイントとなる。

第3,913号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー7-

 

 

先にお伝えした、
思考考える」で大切な、
考えるための時間の確保や、
考えるために適した環境・・・・というのは、
まず「心身一如」のバランスが必要ということ。
いくら時間があって環境が整った場であっても、
心幹体幹”のバランスが崩れていっればまず永くは続かない。

私と私のセミナー受講生が中心になって、
7年以上前から始めている「ミスター・スクール」という、
クラシックバレエのストレッチから学ぶ
体幹調整」のコミュニティーがあるが、
実はここで驚くような現象をいくつも見せられた。

日頃はあまり積極性を感じられないような受講生で、
私の2日間のセミナーでも、
前かがみの”猫背な姿勢”から改善するよういわれたり、
話す時の表情なども
細かく改善要綱を提示ても
なかなか”やれなかった”受講生が何名もいた。

セミナーでは、
決して優秀なイメージでは終わらなかった受講生達が、
この「ミスター・スクール」で
俄かに”本来の自分”を取り戻していった。
その証に、
こういう受講生ほど、
”猫背姿勢”もいつの間にか無くなり、
出席率も高く、
3年、5年と継続して通ってきている。
逆に、
セミナーでは非常に積極的で、
コミットメントもそこそこ継続して実行していた受講生が、
意外と、
私のセミナーでは理解しているようで、
こうして「体幹調整」を続けるという”体感の場”になると、
他人からの視線や評価ばかりが気になり、
セミナー同様に、
最初はテンション高くスタートしていくが、
いつの間にか、
セミナーで学んだその「本質」を忘れて、
言い訳”のような理由を付けて脱落していく受講生も数名いた。

こうなるとせっかくの気付きを得た”心幹のセミナー”も、
一つひとつ積み重ねてきた「体幹の学び」も、
そのバランスが崩れだし、
また「本来の自分」を失い始めた状態に戻っていく。

第3,912号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー7-

 

地球の”地軸”とバランスの取れた姿勢。
歩く時に、
胸を張るような姿勢とは違う。
頭部の中心部が天に向かって引っ張られているような姿勢。
これが健康上で極めて重要な要因となっている。

人の身体には、
引力重力が働きかかってきており、
その中でバランスを保たなくてはならない。
上に引き上げられるような意識をしなければ、
必然的に、
身体は地球の中心部に引き寄せられる”引力”と、
自分の身体を、
30㎝×30㎝の狭い広さの中だけで、
その全体重を支える重力だけが圧し掛かることになる。
腰痛が起こる最大の原因がこれだそうだ。

そして加齢とともに、
背筋や腹筋は、
重力に負けてどんどんと下がり(弱まり)、
その張りを失っていく。
若いうちなら、
まだ、
その外筋肉を鍛えることで耐えられるが、
これが40も過ぎた頃になるとどんどんと弱まっていく。
こういう状態になると、
人は集中力が欠如しはじめ、
何をやっても継続性に欠けてくる。

セミナーであれだけ”テンション”が上がり、
自分自身で、
それも”やれること”のレベルで、
コミットメント誓約)”したことさえ継続できないのは、
この「体幹」の弱さが、
脱力感と無気力感を増加させ継続性を欠いている大きな原因になっているといわれる。
この背筋や腹筋の弱体を弱め、
上に引き上げるために必要なのが「体幹」というものだ。

心身一如」とはこの”心幹体幹”のバランスを指す

第3,911号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー6-

 

ベーシック&アドバンス」のセミナー受講生は、
本当にごくごく一部の人を除けば、
初日から2日目と時間の経過とともに目の色が変わり、
本来の自分”というものを思い出してくる。

人はこれまでの経験と体験の積み重ねでいまが創られている。
楽しかった過去もあれば、
辛く苦しかった過去もある。
どういうわけか?
人というのは楽しかった過去は意外と早く忘れ、
忘れても良いような、
辛く苦しいことだけをしっかりと覚えていることが多く、
中には、
その辛さと苦しさを、
何十年もの間、
ずっと背負ったまま生き続け、
さらには、
そういう自分に気付けないままでいる人が意外と多くいる。

こういう状態でいると、
身体の中の細胞(エネルギーを構成している何十億という分子)のバランスが崩れだすという。
これがそのまま、
目つき、
顔つきだけにと留まらず、
姿勢のバランスまで崩し始めていく。
歩くときに踵を引きずりながら歩く人や、
首が身体の中心部より前に出ている姿勢(猫背)などは、
このエネルギー分子のバランスの崩れから起こるとされている。

考えてみれば、
PCなど長い時間やっていても背筋の伸びている人はいる。
歩き方も、
70歳を過ぎても、
靴のかかとが
どちらかに偏った減り方をしていない人も多くいる。

こういう人達の違いはどこに在るのだろうか?
これに気付かされたのが、
体幹調整」という取組だった。

続きはまた明日のブログで。

第3,910号・ブログ


《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー5-

 

私のところでやらせていただいている”本セミナー”といわれる、
ベーシックアドバンスと名付けた2日間のセミナーでは、
主に「原理原則」という切り口から、
こうした量子力物理学の一部を紹介させていただいているが、
最終日に「素言(そげん)」というカリキュラムがある。
ここでは日常の生活の中で、
職場の中で、
無理をせず、
頑張らずとも自分が”やれること”を、
自分自身に「コミットメント」するというもの。
ところが、
無理せず、
頑張らなくとも”やれること”を誓約しているだけなのに、
この”やれること”が1年以上継続して「やっている」受講生は、
この2月で6,660名強の受講を輩出してきたが、
その中でわずかに100名足らずに過ぎない。

これまで積重ねて間もなく700期を迎えるが、
セミナーの第1期は1998年の6月のことだった。
振り返るといろいろな受講生がいた。
そんな中、
『あれだけ決意も堅く約束したのになぜだろうか?
なぜ人は、
自分で一度決意したやれることすらやらなくなるのか?』

この疑問を抱いたのは350期も過ぎた頃か?
人は忘れる生き物」とは
知ってはいてもどうしても納得がいかず、
そんな時に出逢ったのが”量子力学”という世界だった。
某大学のオープンセミナーに1年間通い。
自分の身体が、
宇宙のエネルギーの波動によって作られた一形態物という言葉。
これを耳にした時の衝撃は今でも覚えている。

続きはまた明日のブログで!

第3,909号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー4-

 

心身一如」の大切さは、
私達にとって、
生活の充実だけではなく、
」という、
掛け替えのないものにも大きな影響を及ぼしていく。
ここでいう「」とは単に”寿命”のことではない。

これをしっかりと理解していくことが、
生きる」という、
絶対的な使命を果たすための絶対条件になるともいえる。

昨日のブログでお話しした「心幹」とは、
その使命を果たすうえでの自分自身の「在り方」を示している。
健康な身体には健全な精神が宿る”といわれるが、
私達人間が「意識動物』である以上、
健全な精神にこそ健全な身体が育まれていく」といえる。
今日は「心幹」に対する体幹のお話しだが、
これも巷で言われる単なる”インナーマッスル”のことではない。

体幹
少し難しい話になるが、
私達の身体は、
この宇宙のエネルギーの波動によって生まれた一形態物である。
これは素粒子物理学の中でもすでに立証されているが、
私達の精神(脳)と肉体(脳以外)は、
この同じ宇宙空間に存在する、
私達が住むこの地球とほぼ同じ成分で作られている。
地球は、
N極とS極によって1本の「)」がそれを支えているが、
同じように私達一人ひとりも、
このN極とS極を結ぶ「)」を持ち備え生きている。
もし地球のN極とS極を結ぶ「」に歪みが生じたら、
地球は温暖化どころの騒ぎではなくなってしまうだろう。
同じように、
私達の肉体もまた異変を生じてくることは言うまでもない。
その典型的な初期症状が、
姿勢の悪さといわれるものだ。
この姿勢の悪さは血流の悪さを呼び起こし、
肉体そのものだけにとどまらず、
精神的な負荷となって私達に圧し掛かってくる。

続きはまた明日。

第3,908号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”考える”ということを考えてみる」  ー3-

 

思考(考える)」とは、
ながら作業”ではないと昨日のブログでお伝えしたが、
考える”ためには、
考えるための環境を整え、
しかるべき手順を踏んで向き合わなくてはならない。
これは何も、
エアコンの効いた、
広くて新しいオフィスを準備しろということではない。

思考(考える)」で上でもっと大切なコトは、
”自分自身の「生活を充実させること・・・これに尽きる。
ここでいう”生活の充実”とは、
収入や生活レベルのことではなく、
心身一如のことを示している。

心身一如」とは、
心幹体幹二つの幹が歪みの無いコトをいう。

心幹
ものごとの判断基準を自己の損得だけで考えていないか?
他人と比較したり、
他人からの評価を行動基準としていないか?
また苦手なものからは逃げ、
過去に出来たことだけと向き合っていないか?
やるかやらぬか?」ではなく、
出来るか出来ないか?で判断していないか?
№1になることより、
オンリー1”になることの意義を理解しているか?
つまりは、
自省自制自責」の中で生きているかということ。
これがやれていれば、
他人からどういわれようと気にすることなどない。

人の”魅力価値”というものは、
他人が自分をどうとらえているか?ではない。
100%完璧な人など存在しないのだから、
他人からどう見えているか?
他人が自分をどう思っているか?
こういうことに何の意味も存在してはいない。

これはビジネスにおいても同じことがいえる。

明日は「体幹」の重要性について。