第4,123号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生の歩き方は一つだけじゃない!」  ー81-

 

ついこの前のことだが、
高速道路を走っている時、
走行車線でゆっくりと走っている車がいたので、
ウィンカーを右に出して追い越し車線に移り、
その車を追い抜こうとした時。
ほとんど一瞬の出来事だったが驚かされた。
なんとその車のドライバーは、
左手でハンドル操作しながら右手で髭をそっていた。
驚いて少しスピードを緩めたら、
今度は、
つい今しがたまでシェーバーを握っていた右手には、
今度はドリンクカップが握られていた。

このせわしなくなった世の中は、
一度にいろいろなことをしようと携帯電話が生まれ
そのせいで私達の暮らしは繁雑になっていった
世の奥様は、
携帯片手に掃除機をかけ、
部屋のチャイムが鳴ると携帯片手に玄関のドアを開ける。

そう!
最近は人の話を聞きながら他のことを考えていたり、
一つのことだけではなく、
一度にいくつものことを処理する人が、
能力が高く優秀だと勘違いしているようだ。

人間は一度に多くのことをやろうとすると、
間違いなく集中力低下する
そうなると、
向き合っているコトに「楽しさ」を見出せなくなるばかりか、
気が散って生産性も低下していく。
基本的に向き合うことは「一つ」にすることだ。
電話で話す。
車を運転する。
皿を洗う。
芝を刈る。

何ごとも”一つに集中する”。
これを実践していくと二つのことに気付ける。
一つは、
一つのことに無我夢中になって向き合っていくと、
それに対する自分自身の興味はどんどんと膨らんでいき、
楽しんでやっていることに気付く

もう一つは、
自分が予定していていた以上に効率よく、
生産性が急激に向上していくことに気付く

人生では
一度に”一つのこと”しかやらない」と決めた方が良い。

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