第5,140号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」   ー215-

 

ご自身が医者でもある天風先生は、
こんなことも教えてくださっている。
私達はなぜ空気酸素)」を必要としているのか?”
多くの人は、
『それを呼吸をするためだから』と応えるだろうが、
そこにはもっと深い意味が存在していた。
私達が空気を必要とする訳を、
天風先生はこう語られている。
それは体内に流れる血液を完全に浄化するため」だと。
解り易くいうなら、
血液の洗濯を肺臓が行う時の洗剤として必要だから
いかに肺臓が強靭であっても、
空気酸素)」が無ければ、
完全に血液を浄化することは不可能になる。
そのために大切なコトがまた解り易い。
それは、
空気を合理的自分の命に活用する」ということ。
ただボぉ~として呼吸をしているのではなく、
自然の中に存在する”清浄な空気酸素)」”を感じたら、
まず、
体内に残る”汚れた空気酸素)」”を吐き出し、
次にゆっくりと大きく息を吸い込む
これが”「清浄な空気との触れ合い”という。

だから空気を吸うことを「呼吸」と記す。
呼吸」とは、
単純に空気を吸ことではなく、
まずは「呼子」を吹くように内部の汚れた空気を吐き出す。
すると新しい新鮮な空気が必然的に体内に入り込んでくる
これも大切な「原理原則」の一つだ。

第5,139号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」   ー214-

 

その期間は人によってみなそれぞれだろうが、
人には必ず「未来」が在る。
その「未来を価値あるモノにするには
絶対的に意識しなくてはならないことがある。
それを天風哲学ではこう教えてくれている。
それは、
『自分の人生に意味などあるのだろうか?』
『自分に活きている価値がどこに在るのだろうか?』
こんなふうに、
自分に、
自分の人生そのものに対して、
価値など無いかのような思い込みは捨てること

そしてこうも伝えてくれている。
人間とは、
多くの人達が考えているような”力弱い憐れなもの”ではなく、
もっともっと、
はるかに力強く尊厳な存在だということを知ることだと。

 

第5,138号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「天風哲学に「人の在り方」を見る!」   ー213-

 

私達の「」は、
この宇宙の中に存在する「エネルギー)」そのものであることはこのシリーズで何回もお伝えしてきたが、
その働きを最も強く受けているのが「)」である。
私達の「)」というものは、
私達自身の生命の創造をする働きを持っている。
考えてみれば私達の行動は、
)」が感じた通りに受け止め、
そこから「思考」という段階に進み、
私達の「生命活動」の表現へとつながっていく。
これを天風哲学では「宇宙根本主体の働き」と表現している。
この「宇宙根本主体」は、
一切の万物を創造する「エネルギー)」の本源である。
言い換えるなら、
私達を創造し育んでいる最大の要因は、
思考」そのものだということ。
思考」とは”受け止め方”そのものだ。
目の前に起きた”出来事(現象)”を、
積極的意識で受け止めるか、
消極的意識で受け止めるかで、
私達の次は必然的に決められている