第3,086号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -29-

 

”受け応え”の善し悪しをどうも最近は、
表面的なところにしか置いていない人が多いような気がする。
サービス業といわれる接客も、
笑顔や言葉使いは一流なのだがどこかおかしい。
なんか違和感を感じてならない人が多くいる。
そういう人に共通しているのは”素”ではないというところ。
つまりは、
みんな”演じているから”。
これは教える側にも問題がある。
”笑顔”の出し方や表現する手法は教えるが、
”笑顔の「本質」”を指導しているところは少ない。

だからどうしてもポエムチックな教え方になる。
「あなたが社内に笑顔を振りまくと、
社内の中に笑顔という花が咲き乱れる!」
聴いていると、
どこか新興宗教的でゾクゾクとさえしてくる。
人間なんだから、
四六時中”笑顔”でいろといわれても無理なコト。

大切なことはもっともっと別のところに在る。

例えば、
最近は”ハラスメント”と騒ぎ立てるから、
部下に本音でぶつかっていく上司が少なくなった。
部下にとって一番困るのはパワハラの上司ではなく(すみません。誤解しないでいただきたいのは”パワハラ”が問題ではないという話をしているのではありません)。
一番部下が困るのは・・・”部下の問いかけに対して、ハッキリと”受け応え”をしてくれない上司”。
期限はいつまでか?
どこまで自分の判断で決めて良いのか?
最終責任は誰が取るのか?
こういうことの”受け応え”をしっかりとしている上司は、
まず”パワハラ”で騒がれることは少ない。

”受け応え”でその人の人間性が垣間見える。