《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は自分自身で創造するもの!」 ー34-
人は誰でも自分を顧みないで放っておくと、
どんどんと自己嫌悪に陥っていくようだ。
時々、
『この人は凄い自信家だなぁ~!』と感じる人がいるが、
たいていの場合、
そういう人は、
そうでもしていないと不安で仕方がないことの方が多い。
そういうのは「自信」といわず、
別名”アリストテレス・コンプレックス”といって、
そうしていないと自分が保てない言わば”強がり”のようなもの。
誰の中にも、
愚痴っぽくなる自分がいたり、
どこか偉そうにしてしまう自分がいたり、
どちらともつかないような自分がそこに共存している。
過去の反省なら良いが、
過去の苦労話を口にして、
『あの頃は苦労したぁ~』
『他の人にはこの苦労は解らないだろうけど・・・・』と、
いつまでも過去の話を持ち出して、
『でも今は幸せよぉ~』と続きざまに重ねてくる人は、
たいがいが今この瞬間に”苦しさ”を感じていることが多くある。
こういう、
見たくもないドラマを何度も再生しているような話の多い人は、
ほとんどの人が”自分でない自分”を演じて生きている人だ。
いつも言っているけど、
過去から持って来るものは、
楽しかった思い出と反省だけで十分だ。
「生きる」ということは前進するということ。
過去を多く語る人は、
自分自身をプロデュースすることは難しくなる。
さまざまなことを吸収しながら、
この瞬間を生きていかないと明日にはつながらない。
そのためには”聴く耳”を持って「素」になることである。