第3,568号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人間関の基本は”自分らしさ”!」 -10-

 

絶対の自信をもって提出した企画書があっさり否定された。
あんなに愛し合って結婚した相手なのに、
せっかく作った朝ごはんの目玉焼きで大ゲンカに。
自分では”良かれ”と思ってしたことが全くの逆効果。
良くあることだが・・・・あっさり否定されるとカチンとくる。
人間関係はほんのチョッとしたことで悪くなる。
こうなるとどちらも、
知らず知らずのうちに態度が冷ややかになり、
距離感は遠のいていくばかりだ。
穏やかで働きやすい職場ギスギスしてピリピリした職場
明るく笑い声の聞こえる家庭怒鳴り声や金切り声が響く家庭
この違いは、
例え家族であっても、
例え長い付き合いの上司や部下であっても、
相手への広い意味での“敬意”が有るか無いかだ。

いつも言っているけど、
人は100人いれば100通りの価値観がある。
これは家族でも同じだ。
自分の意見と違うのは全て””と受けとめていては、
いつもピリピリしてなきゃならない。
『あぁ~この人はこういう価値観を持っているのかぁ~』と、
まずは受けとめることこそが相手に対する”敬意”だ。
中にはやたら上から目線で、
『俺の方が〇〇については専門家だ!』といった、
相手を見下したような態度や姿勢を取る人がいたとしても、
その人をとやかく言う前に、
まずはその人の言うことを聴くことはやれる。
その上で、
自分の意見を語るのは問題ではないが、
単に表面的な印象だけで受け止めていたら、
受けとめる器がいくつあっても足りなくなる。
それよりも、
「専門だ!」というのならなおさらのこと、
相手が自分が優越感に浸りたいと思うような態度なら、
しっかり聴いてみることも、
言い換えるなら「小さな気遣い」かもしれない。
こういうチョッとしたことが企業組織の中で根を張ってくると、
大変な時に残業続きでも、
『○○さんは今が正念場だもんなぁ~頑張るなぁ~!』
こんな声が聞こえてくると、
人は”やりがい”を感ずるようになるものだ。

昨今叫ばれている「健康経営」や「働き方改革」とかいうのも、
残業をなくすとか、
職場環境を改善するとか、
中にはランチのメニューまで、
会社が指導提供するようなことが、
その対策と考えているところもあるが、
健康経営本質」はそんな表面的なこと以前に、
こういうチョッとしたところに存在している。

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー