《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分は心が”折れ易い人か折れ難い人”か?」 ー22-
数か月前のシリーズで、
「前向き」と”ポジティブ”の違いを話ししたことがあるが、
心の”折れ易い人”というのはこの違いも理解できていない人が多い。
何事も”ポジティブ”に考えれば楽しくなるとか、
”ポジティブ”を意識して生きていれば苦しいここも無くなる、
だからどんな時でも笑顔を忘れず”ポジティブ”に生きていこう。
精神論的には間違いではないがこれは「前向きな意識と姿勢」とは異なる。
こういう表面的な”ポジティブ思考”はとても危険になっていく。
例えば、
”ポジティブ”でいないと幸せになれないと思い込むと、
そういう意識や姿勢をやれない自分にかえって落ち込んでしまったり、
『ポジティブに生きなきゃ!』という思いがかえって重荷になってしまう。
年がら年中”ポジティブ”でなくても良い。
365日ずっと”ポジティブ”で生きられる人などいない。
人間なんだから時には一晩中泣くような夜があったって良いのだ。
ただ大切なことはそれをいつまでも引きずらないことだ。
どんな状況下の中でも「やれること」は必ずあるのだから、
放心状態のままでいることは自分の大切な「気(エネルギー)」を、
いつまでも放出しっぱなしにしている状態と同じようなもの。
心が”折れ難い人”になるためには、
まずは「前向き」と”ポジティブ”の違いをしっかりと自覚するところからだ。
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