《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「自分は心が”折れ易い人か折れ難い人”か?」 ー18-
「笑顔」の大切さはどこででもいわれているが、
これも”作り笑顔”では何にもならない。
そりゃぁ~不愛想よりは愛想があった方が良いかもしれないが、
サービス業の裏側を50年以上も覗き見てくると、
店頭で満面の笑顔でも、
お客様に背を向けたとたん能面のごとき変身の術では悲しすぎる。
ところが、
このスタイルのサービス業がいかに多くあることか?
それもコンビニや町の飲食店のレベルではなく、
ガイドブックには”4つ星”などといわれるホテルや、
大手といわれる航空会社の従業員クラスでの話だから驚きだ。
まぁ~細かな話は別の機会にするが、
ホテルでは”預り金”を預かっておきながら『いただいておりません』で、
3時間調べた挙句に『申し訳ございませんでした』・・・(涙。
某航空会社では上着を『お預かりします』といいながら、
胸に着いたピンバッジを紛失し、
お客が全員降り座席付近もすべて探してはくれたが、
数名のCAのオーラーは『早くホテルに入りたい~ぃ』という感は満載で嫌気がさした。
挙句の果ては『再度探してご連絡しますといっておきながら連絡なし』。
どちらの企業も「満面の”笑顔研修”」はトコトンやられているのに・・・なぜ?
それはどちらも”作り笑顔研修”だから。
「笑顔」はお客様の為に出すもの?
「笑顔」サービス業だから出すもの?
ここがズレを生み出している大きな原因。
お客様の前での”行動起点”がズレると自分の「意識気点」もズレだす。
「笑顔」は作り出すものではなく沸々と湧き出すもの。
これを理解できないで接客をしていると、
終業時間が来るとドッと疲れを感じるだけになる。
そういう人の心は”折れ易い人”へと変化しやすくなる。
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