第4,215号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「目の前の出来事の”受け止め方のコツ”を身に付けろ」 ー12-

 

アイディアを求められたり、
『何か提案は無いか?』と聞かれると、
人は”良い提案”をしようとする。
思考力を高めていくにはそういう意識を捨てることだ。
なぜならそれは・・・、
良い提案”より「素直な提案」を心掛けた方が良いから
アイディアを出したり、
提案をする時に大切なことの第一は、
まず”素直な自分と向き合うところ”からだ。
誰のものでもそうだが、
まだ形にもならず、
その陰さえはっきりと見ることができない段階のアイディアは、
つたなく、
青臭くカッコ悪く思えるものだ。
白い紙を前にして、
それまでの常識や慣習に固められた頭を抱えて考え込む姿は、
無様”にさえ見えてくる。
PCに向かってキーボードを素早く叩く姿はなぜ様になるのに、
同じ机に向かって、
鉛筆で、
それだけでは意味不明な言葉を書き続ける姿は、
なぜか滑稽にも見える。

私のセミナーでもそうだが、
自分と向き合う”という作業には照れが伴う。
考える」とはそんな作業と似ている。

その理由は・・・・”他人を意識する”からだ。
『このアイディアなら喜んでくれるだろう』
『これならきっと評価してくれるだろう』
『この提案をすればきっと役に立てる』
自分の思考の断片は他人に見せるものではない。
アイディアを出す試行錯誤は、
大勢の人の前で行うプレゼントは違う。
それなのに、
自分の中にいる”観客他人)”をひとたび意識しだすと、
子供の頃のような純真さを失い
純粋に考える”ことが難しくなっていく
そして・・・その先は?

また明日。

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