第3,886号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人は誰もが生まれながらに”感導力”を備えている!」 ー27-

 

売手買手」はてんびん棒”のようなバランスを!。

Sさんの話を聞いて、
その後、
自分の自宅に届く品物の包装紙をを開ける時、
いつもSさんの話を思い出した。
彼女の言うとおり、
男性も女性も、
待ちに待った品物が届くと、
慌てるように急いで包装紙を開けて中身を見たくなる。
これは女性も男性も同じだ。
そして、
いつもその包装紙についているテープをはがす時、
爪の先で少しテープを起こすようにしながら剥がそうとするが、
これがなかなか厄介なことが多い。
爪先でテープの端を少しづつ少しづつ起こしながら、
指で摘まめるようになったら、
一気に剥がそうとすると、
テープは思いもしない方向に切れ目が走り、
途中で切れてしまう。
そうなると、
また最初のように爪先でテープの端を起こさなくてはならない。

もしこれを、
マニュキュアを塗られた指先で行ったら・・・、
もしかして、
せっかくのマニュキュアが剥がれてしまうかも・・・・。
Sさんはここまで考えていた。

これはもう、
販売員のスキルとか、
接客マニュアルなどに書かれているようなレベルではない。
Sさんの”人柄”が成せること。
そして、
お客様もまた、
そのテープのカットの違いに気付かれるという”お人柄”の持ち主だったということになる。

本当の「接客の一流」といわれる人には、
接客におけるスキルとか、
笑顔作りとか、
そんなことよりもはるかに大切なコトを持っている。

『係長・・・・
笑顔はないよりはあったほうが良いでしょうけど、
心の中にある苦しいことや、
辛いことが顔に出てしまうのも人間ですよね。
それを無理して、
「これは仕事だからお客様のために・・・」とやることが、
本当に良いことなのでしょうかね?
私は・・・・なんか違うような気がするんです。
毎朝の朝礼でやる”笑顔作り”も・・・・、
本当はもっと違うところに意識を向けて行かないといけないような気がするんですけど・・・どうですか?』

このSさんの言葉は、
その後の私の姿勢を少しづつだが大きく変えていった。

これが私が体験した、
希望 〈〈〈〈 現実 =「感導の接客の一つ。
でもこれにはまだ続きがある。

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