《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「新入社員に贈るシリーズ・〈人間関係編〉」　－10－

”ギブ”と”テイク”のバランスを考えずに、
「ギブ＋ギブ＋ギブ＋ギブ・・・」などという考えでいたら
『こちらが一方的に存するだけ』
『それでは何のために動いているのか解らない！』
こういうご意見もあるだろう。
いくら損得勘定ではないといっても、
なかなか実践できることではない。
でも、
68年生きてきて、
”テイク”を強く考えずに「ギブ」に徹すると、
最終的には大きな果実を手に入れることになる。
「情けは他人のためならず！」であるということを身に染みて教えてられた。
つまり、
直接的な”ギブ＆テイク”が成立しなくても、
自分の”ギブ”は、
他の人からの「ギブ」によって補完されるということ。
ここでいう「ギブ」とは、
他人に与えるとか、
他人のために働くといった表面的なことではない。

私のブログもそうだ。
セミナーの受講生に向けた”復習資料”として継続しているが、
セミナーには参加することもなく、
ブログの内容だけをそのまま他のところで使っている人もいる。
いわゆる”パクられる”わけだが、
私はこれも大いに歓迎している。
どこかで受講生もないAさんが、
『これは禰宜先生という方のブログに書かれていたのですが・・・』と、
語ってくれたお蔭でお仕事をいただいたこともある。
逆に中には、
”禰宜”という名前を出さずに、
まるで自分の言葉のように語る人もいるようだが、
それもそれで構わない。
そういう人には、
それだけの”ギブ”しか戻ってはこないのだから。