《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-75-
昨日のブログで、
企業組織の人材育成では、
”自分と向き合う”ということが「本質的要素」で、
管理職においては、
そのスタンスを忘れないようにとお話ししたが、
これは、
研修を受ける新入社員や、
従業員個々にとっても言えること。
今までの育成法は、
世の中のためとか、
お客様のためにとか、
会社のためにとか、
目線を自分以外の”他”に向けてきた。
そうすることで、
従業員の行動が、
どれだけ役に立っているかという貢献度を見るために。
だから、
例えば、
お客様から礼状をいただいたり、
上司から評価されたりした従業員は○。
結果の出せない従業員は✖というふうに。
その従業員がどう取り組んできたかよりも、
どんな結果を残したかが評価の対象になってきた。
でも本来は、
そうしたことは一過性のことで、
組織にとっては礎と成り得る宝とはいえない。
”働く”ということは、
以前のブログでも書いたけど、
誰かの役に立つことが目的じゃなく、
「結果として誰かの役に立つようにそれに向き合うこと」
これが目的のはず。
だって自分の人生を支えている、
自分が取組むべき仕事なんだから。
”働く(はたをらくにする)”とはそういうこと。
新しく社会に出た新入社員の皆さんにも、
是非是非、
そうした意志気(意識)を持って、
目線を自分に向けて取組んでいただきたい。
そうすれば、
結果は必然的に、
世のため人のために、
お客様のためになっていくはず。
まずは、
「自分と向き合う」ところから!