《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場の人間関係のポイント」 -11-
”まさかの時の真の友”
昨日のブログでお伝えしたが、
それとは反対に、
相手が良い時だけ寄っていく人。
自分が苦境に陥ると寄ってきては助けを乞う人。
そして、
相手が不調になると、
『得るものは無し!』といわんばかりに去っていく人。
はたまた、
自分が困った時だけ、
『何かお手伝いさせてください!』と寄ってきておきながら、
少し自分が好転すると、
無しのつぶてを決め込む人。
こういう人は、
人間関係を利益の手段として考えている。
私の周りにも、
この種の人はたくさんいる。
その共通点が、
初対面からテンション高く、
満面の笑顔と、
大きなリアクションで近づいてくる。
『先生とは同じ香りがしますねぇ~!』
『先生をリスペクトしています!』
『先生は私のメンターです!』
ものの数年。
中には数か月しかお付き合いがないのに、
こういう言葉を軽々しく口にしてくる。
この種の”関係”だけの相手100人と関わるより、
『こんなことは誰にも相談できないなぁ~・・・・』と
思えるようなことを、
真剣に語れる相手を1人持つ方がはるかに価値がある。
何度もいうが、
「人間関係」とは他人と上手くやることではない。
相手との乖離を理解し、
それを調整していく能力こそが、
”コミュニケーション能力”である。
つまり、
「人間関係」とは、
自分自身で築き上げていくものということになる。