第2,296号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「職場の人間関係はここがポイント」  -10-

 

表面的な人間関係を築こうとしている人は、
信頼とか、
絆とか、
最高の仲間とか、
こういう言葉を軽々しく使ってくる。
”みんな仲良く”は、
人間関係において決して適切な表現ではない。
人として生まれ、
お母さんのお腹の中に命を宿した時から、
死ぬまで、
形の上では変わる行く「組織」の中で、
常に、
”組織人”として生きて行かなくてはならない私達は、
「万人に好かれる人を目指す」よりも、
もっともっと重要な役割がある。

それは”同調感覚”ではなく「共同体感覚」。
単なる集合体の組織を、
強い結合体にしなければ組織目標は達成できないと、
私は毎回、
セミナーで語っているが、
その結合体にするために必要なことが、
一人ひとりの「共同体感覚」である。

毎日の生活で、
ワイワイガヤガヤ、
仲良しグループで活動することも良いだろうが、
本当の「関係性」とは、
”まさかの時の友こそ真の友”といわれように、
思いがけない事態が起きた時こそ、
知恵を絞って、
行動を共にしてくれる人こそ「真の関係性」の相手。
良い時ばかり寄ってきたり、
自分が欲するものがある相手には、
揉み手をしながら近づいてくる輩は、
見せかけだけの虚実の友。
そういう人達とは、
ワイワイやって表面的に付き合っていればよい。

万人に好かれることを目指すよりも、
数は少なくても、
しっかりとお互いを認め合った関係性を築きたいものである。

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