《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”人生を方向転換させるには「コツ」がある”」ー34-
多くの人は”平穏無事”を願う。
毎日が穏やかで、
何の憂いも無く心静かに過ごせることを願うが、
果たしてそれは正しい選択なのだろうか?
若い頃、
『あぁ~もぉ~嫌だぁ~』
『何でこうもいろいろなことが上手く行かないのか?』
『イライラすなぁ~』とボヤキ節を並べていたら、
亡父にこう諭されたことがある。
『日々、穏やかに過ごせるようになりたければ、
今のその気持ちをどうしたら良いのか・・・その「試験」をクリアしていけ』。
『「試験」ってなんだよ?』
会社の上司から言われることをやることか?
それとも何か修業的な事をして人格でも磨かなきゃいけないのか?
私は思わずそう言い返してしまったことがあるが、
その答えは父が無くなってはるか先になってやっと理解出来た。
世の中には”人生を穏やかに生きる本”とかいろいろ出回ってはいるが、
それをいくら読みつくしたところでそういう日々はやっては来ない。
つまり、
毎回毎回目の前の起こる”出来事(現象)”は、
その全てが私達を試しているに過ぎないのだ。
以前なら、
目の前のことで自分自身を見失うかのように狼狽えていたのが、
何が起ころうとも、
静かに「自分だけに指先を向けて」。
それを静かに受入れ、
「自省と自制」の中で人生を「自責」で生きられるようになったら、
それは「試験」で合格点を獲れたということになる。
私達はいつもこの瞬間瞬間で「試されている」。
人生はこのことに早く気付くと”楽(楽しさ)”が転がり込んでくる。
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