第2,238号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”関係性”の時代に自分とどう向き合うか?」 -22-

 

「関係性」を築けない人と、
「関係性」を築いてもらえない人には
2つの共通点がある。

その一つは、
「関係性」と”関係”の本質的違いが理解できていない。
こういう人は、
ただ〇〇会とかいう集まりで、
意見が一致しただけで『素晴らしい仲間達!』などと
軽々しく口にする。
表面的な笑顔つくりが上手く、
いつもパワフル発言が多く、
ポジティブイメージ満載で近寄って来る。

二つ目は、
自分のしたことが
相手にどんな影響を与えているかを知ろうとしない。
相手の感情などどうでもよい。
昨日まで、
『君達は僕の素晴らしい仲間だよ!』といいながら、
自分の思いどおりにことが進まなくなると、
一方的に、
『もう君達とは付き合わないから!』と
勝手に最後通告をしてきたりする。

人というのは、
感情の動物だから、
いくら正論を相手にぶつけ、
それで相手が傷つくように落ち込んだら、
『チョッと言い過ぎたかな?』と反省するが、
「関係性」を築いてもらえない人には、
これが無い。
『〇〇さんは怒ってるだろうな?』
これも全く眼中には存在しない。
言いたいことを、
ただ一方的に言ったら言いっ放すし、
だから、
自分はスッキリするが、
相手には根に持たれる。
つまり”遺恨を残す”。

企業の管理職にこういう人が多くいる。
部下がよんどころないミスをした時、
『お前!これで内がどれだけ損失を出すか解ってるのか?』
『申し訳ありません!実は・・・』
ここまで聞くか聞かないうちに、
『言い訳するな!』と一方的。
すると部下は、
『ハイ!申し訳ございませんでした!』で終わってしまい、
何の原因追及もやれないままに終わる。
部下はその後も、
結果しか報告しなくなる。

こういう管理職は、
部下との間を
部下と上司という
”関係”という線でしか結べていないことになる。

 

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