第2,235号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”関係性”の時代に自分とどう向き合うか?」 -19-

 

ポジティブとネガティブなら、
ポジティブの方が評価されるのは当たり前。
無責任な人よりは、
責任感の強い人の方が、
信頼も得られるし、
頼りにもなる。
でも、
何事も限度というものを忘れてはならない。
私がいつもいっている「やれること」と
”出来ること”の違いのように・・・。
私達のやることには必ず、
その時々で「限度」というものが存在する。
無理をしないことだ。
『私がやらなきゃ誰がやる!』
『派遣社員だからってなめられてたまるか!』
『絶対に負けるわけにはいかない!』
気持は解らないでもないが、
これらは全て、
”感情論”で出される行動基準で、
摂理の中では無理につながる。
こういうタイプの人は、
『私がこんなにやっているのに、
なんでみんなはちゃんとやらないの?』という
心理がやがて生まれてくる。
よくよく考えれば、
組織というものの中には、
必ず、
それぞれの立場がある。
それぞれが、
その立場にそって、
「やれること」を愚直に懸命に取組むだけで良いのだ。
家庭だってそうだ。
家事一切を奥さんがやっている。
でも、
奥さんが体調を崩し、
寝込んでしまったような時、
今まで全くやったこともない洗濯や掃除、
料理を旦那さんは自分でやらなくてはならなくなるはず。
一人で無理して、
頑張る必要などどこにも無い。

私達はややもすると、
こういうことを勘違いして、
無理をしているようなところが多くある。
無責任に、
だらしなく生きろと言っているんじゃない。
自分をよく見せようとしたり、
誰かのために役立とうと、
無理をして取組むと、
いつの間にか、
それは、
自分の”欲”のためだけに動いているようなことになる。

こんなところにも、
人間関係でストレスが生まれる原因があるのかも?

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