第2,234号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「”関係性”の時代に自分とどう向き合うか?」 -18-

 

最近は新宿駅や池袋駅の地下は歩き難い。
スマフォが登場してからはなおさら。
それでなくとも、
ラッシュアワーの混雑時は歩くことさえままならないのに、
電車の乗り降りの時でさえ、
スマフォ見ながら乗り降りする呆れた輩が多い。
駅のアナウンスなど、
焼け石に水どころではない。
全く意味をなしていない。
最近は、
ラッシュ時に電車入口にいても降りる人のために
道を空ける人も少ない。
『すみませ~ん!降りま~す!』と声をかける人も少ない。
地下道では半数の人間がスマフォ片手に”脇見運転歩行”。
都会生活はこれだけで大きなストレスになっている。

でも、
こんな環境下でも、
私達は自然とその対処法を身に付けていく(腹は立つけど)。
スマフォ片手の愚か者とすれ違う時は、
すれ違いざまにサッと身体を横にして、
満員電車の中でキューブレーキがかかり、
隣の人が押されるように寄りかかってきたら、
瞬時に身体の力をスッーと抜いて、
成り行きに身を任せる。

人間関係の極意もこれに似ているかもしれない。
偉そうに威張り散らしている人には、
偉そうにさせておけばよい。
身勝手な人には、
身勝手にやらせておけばよい。
そういう人と、
意見が対立したら、
自分の身が危険にさらされるようなことでない限り、
正面衝突だけは避け、
どこか手ごろな着地点を見つけることである。
どんな肩書を持っていようと、
そういう人は所詮、
器の小さな”小物”に過ぎないのだから。

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