《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「信頼される人間になるために！」　ー34ー

「信頼される人」というのは、
”素”になれることが最大条件の一つになるが、
この1点だけを垣間見るだけで相手の「信頼度」は十分に測れる。
でも多くの人は、
その表面に隠されているもう一つの”素顔”を見落としがちだ。
例えば、
「TVによく出て有名な人だから・・・・」
「あの人はあの有名な○○会社の役員だから・・・」
「あの人は昔、○○で活躍したから・・・」
「あの人はもう何冊も出版しているし・・・」
実は、
こうしたことは、
その人自身を測り知る上では何の役にも立たない。
昔、
こういう人がいた。
ご本人は某大手企業の役員さんをされ、
何冊も出版もされ、
TVでもかなり顔の知られている、
いうならば有名人の一人と言える人。
この方のセミナーをもう20年ほど前に受けたことがあるが、
内容は非常に勉強になったし、
『やっぱり凄いなぁ～』とも感じたりもしたが、
それが、
一瞬にして崩れた出来事がある。
それはセミナー後の懇親会で、
お酒も入って、
みんなほろ酔い気分でお店の外に出て、
その方が出てこられるのをお待ちしていると・・・・、
『お待たせぇ～』（ペッ！）とお店の前の路上に唾を吐きながら出てこられた・・・、
一人の受講生がそれを見て怪訝そうな顔をすると、
その方は恥じることすらせず、
『ゴミじゃないんだから・・・出るもの拒まず・・・ね』
さらにお付きの人に、
『全部の領収書もらった？』
「おいおい、領収書って・・・みんな個人分はそれぞれ支払ったでしょ・・・・」
これでここまで築きかけていた「信頼」が一気に崩れた。
こういうことは良くある。
お店の前で唾を吐いたこと、
自分の分ではない、
他人の分まで領収書をもらうことが問題なのではない。

続きはまた明日。