《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー87-
組織の中にはさまざまな”問題”が生まれる。
自分の職場の中で生まれる可能性がある”問題”というものを、
一度、
洗い出してみるとよい。
”問題”とは・・・・、
納期遅れ
計算違い
クレーム
連絡漏れ・ミス・放置
決定事項の未実施と放置
権限外での身勝手な判断・・・・etc
さまざまなことが出てくるだろう。
この”問題の正体”だが、
それは、
「あるべき姿と現れた状態との乖離」の現象を指していう。
例えていうなら、
上司から、
『これを午前中までに処理しておくように!』と指示されるが、
結果として、
午後2時に終了し上司に手渡す結果となれば、
ここに”2時間強の遅れ”という”問題”が発生したことになる。
この原因を追究していくと、
次のようなことが考えられる。
①.命令をした部下の能力を見誤った。
②.その作業の最中に特別作業が飛び込んだ。
③.命令をした時に作業対応の説明が不十分だった・・・・と、
いくつかの考えられる原因が挙げられるが、
これは責任の所在を明確にして、
誰が悪いのかを定かにすることではなく、
”問題の原因”を明確にすることによって、
解決への糸口を見出そうとする作業の一つであり、
これも「マネジメント」の基本的作業といえる。