《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー88-
これはいつもいっていることだが、
”問題”の無い人などこの世のの中には存在しないし、
”問題”の無い組織というのもまた、
この世の中には一つとして存在していないだろう。
ならば、
「”問題”があること」が”問題”なのではなく、
その”問題”の「存在に気付けていないこと」が”問題”といえる。
どんなに大きな”問題”を抱えていようが、
その存在に気付けていなければ、
それを改善するどころか、
現状がどんどんと悪い方向に向いていることさえ、
自分自身で気付けなくなる。
これは、
体内に癌の悪性腫瘍があるのに、
表面的には何の変調も無いから、
『私はいたって健康です』と思い込んで、
暴飲暴食を繰り返し、
乱れた生活繰り返しながら毎日を送っているようなものだ。
私達の姿形もそうだが、
日頃は真正面からしか鏡に映る姿を見ていないが、
時々、
見方を変えてみると、
『あっ!こんなところに・・・』と思うような異変に気付く。
ビジネスの世界では、
「マネジメント」の手法の一つに、
”5つの切り口”から”問題”を見つめるというやり方がある。
その5つというのが、
①.業務・作業レベルの問題
②.人の関係レベルの問題
③.管理レベルの問題
④.戦略レベルの問題
⑤.その他のレベルの問題
この5つの枠組みの中でまずは一つひとつ埋めてみることだ。