《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー86-
「生産性向上員会」も、
ただ作って、
従業員からのアイディアを待っているだけでは、
それもいつの間にか有名無実になっていく。
実は、
仕事というのは、
毎日が「生産性向上」と向き合いながらやっているようなもの。
こういう委員会やチームを継続して動かしていくには、
次のような注意ポイントが必要になる。
(1)改善方法の具体例を事例から伝える。
これは、
それまでに社内で導入された改善事案について、
具体的な手法と、
その成果数値を全従業員と共有すること。
(2)改善テーマを明確にする。
『何かいいアイディアは無いか?』ではなく、
具体的に、
「〇〇の使用量を減らすアイディア」とか、
「○○の作業スピードを速めるアイディア」とか、
その改善すべきテーマを細かなところまで落とし込んでい行く。
(3)出されたアイディアは全て発表する。
そのまま何もしないでいると、
提案した方は『結局そうなんだよなぁ~』と、
ここで気持ちが途切れてしまう。
それを防ぐ意味からも出されたアイディアは全て発表し、
さらに具体化する方向性を明確に示す。
こうしたことで、
出されたアイディアがさらなるアイディアを生み出すことにもつながっていく。
「マネジメント」とは、
部下と直接向き合って何かをすることだけではないということ。