《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”マネージメント力”を考える!」 ー43-
「信頼」というと、
『○○君を信じている』とか、
『信頼感を持ってやろうよ!』と軽く口にする人もいるが、
職場内での「信頼」はまず”共有する”ことでしか始まらない。
小さな決めごとから経営理念まで、
一人ひとりが違った価値観や思い込みで受け止めていたら、
組織はどんどんと違った方向に向いていってしまう。
私達は、
ややもすると、
「自分のことは自分が一番知っている」と思い込む。
ところが実際は、
他人のことはいろいろ見て聞いて観察しているのに、
自分のことになるとそれをしないから・・・、
ほとんどの人が”自分をよく知らない”。
私のセミナーの中で「ジョハリの窓」の図を使って、
人間関係の「本質」を学ぶコーナーがあるが、
個々での学びは「マネジメント力」の低下につながる注意点。
それが、
”知っているつもり”
”解っているつもり”
”そんなつもりじゃなかった”
そう・・・・この”「つもり」行動”だ。
この”つもり”というのを生み出していくのが、
「素直じゃない時の自分」。
後からよく話を聞いてみると、
『いやぁ~俺はそんなつもりで言ったんじゃないんだよ』
『私はそんなつもりでやったんではないんですがぁ~』
上司も部下に対して言ったことを忘れたりすることもある。
部下だって、
良かれと思ってやったことが失敗につながることもある。
そんな時は「素直な気持」を意識して行動すること。
これが「マネジメント力」を高める重要ポイントの一つ。