第3,878号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人は誰もが生まれながらに”感導力”を備えている!」 ー19-

 

人は「感情の生き物」といわれている。
買い物をすることでも、
それによってそれでもたらされる、
感情という商品を購入することが最大の目的。
これは買い物だけに限らず、
電車や飛行機、
新幹線を使う時なども同じ。
もっというなら、
日常生活もこの「感情」に左右されていることばかりだ。

ではこの「感情」というものは、
どのようにして生まれるのだろうか?
それはもう単純明快である。
不快か」・・・・この両端に分かれて生まれる。

昔、
デパートマンの頃に、
顧客感情の7段階」というのを教えられたことがある。
つまり、
顧客というのは、
買い物に出向く前から、
自分が買い物をする状況を思い浮かべる。
実際に買い物に出向いて、
自分が思い描くとおりの展開、
言い替えるなら希望通りになると、
満足”という「感情」を生み出すが、
思い描くとおりに展開しなければ、
不満”というマイナス感情を生み出す。
それをレベルごとに表すとこうなる・・・・。

希望 <<< 現実 = 感謝
希望 <<  現実 = 感激
希望 <   現実 = 感動
希望 =   現実 = 満足
希望   > 現実 = 不満
希望  >> 現実 = 怒り
希望 >>> 現実 = 激怒

これを「顧客感情の7段階」というが、
15年ほど前に流行ったコピーにこんなのがある。
CS(CUSTOMER SATISFACTION=顧客満足)からCD(CUSTOMER DELIGHT=顧客感動)の時代へ!

こんな言葉も、
その「本質」を見落としたまま、
「お客様の感動のために」とか、
「全てはお客様へのお役立ち」といった表面的な指導や、
挨拶やお辞儀の仕方も、
有名なホテルの物まねをするような
接客マナー指導まで出てきだしたのも15年前くらいから。
どれも形ばかりで、
結局は意識の中には定着しないまま終わった感がある。

いったいこの「本質」はどこにあるのだろうか?
そのあたりはまた明日のブログで。

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