《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「未来を好転させるチョッとした”コツ”」 ー24-
”ダメだと思われる人”がいると・・・・。
実は、
「チーム力」に必要な部分が,
その人のお陰でどんどんと伸びていくことが驚くほど多くある。
先に紹介した某美容院の店長は、
そういう部下の存在を、
自分一人で取組んでいた「チーム力強化」の作業に役立てた。
”掃除”の話を思い出してほしい。
この”掃除という作業”の「本質」が読めない管理職は、
目に見えるところが綺麗になっていれば、
”掃除”というその目的を達成したと勘違いする。
大切なコトはもっと他にある。
だから”掃除”をすると、
誰が何時、
どのように実施したという「記録」を事細かく付けている。
単に、
”やったかやらないか?”の「記録」だと思っていたなら大違い。
優秀な管理職は、
実行したスタッフと、
その”掃除”の実施をやり始めた時から、
終了するまで、
事細かに遡って実施者と共に振り返る。
そこには、
担当したスタッフの潜在的な意識や、
作業に取り組む意識や姿勢が浮き彫りにされ、
それが日常の表舞台での作業改善に生きてくる。
無能な管理職は、
その場所が、
自分の基準で”綺麗か?汚いか?”だけを評価する。
こういうのを「評価のつもり批評」という。
実は、
チーム内の”ダメだと思われている人”に対する、
他のスタッフの向き合い方や接し方は、
その後の店全体の「チーム力」に大きな影響を及ぼしてくる。
この美容院の店長は、
私のセミナーで学んだこのことを、
『やってみただけです』と謙遜するが、
それが大切なコト。
アドバイスを受けたなら”まずやる!”。
なんだかんだいってやらなければ、
受けたアドバイスが活きることは永久にない。
そして、
その「やってみる!」という姿勢が、
とてつもなく大きな成果を生み出していく。