第3,795号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”感情と思考”はコントロールできないが整理は可能!」-48-

 

ビジネスカウンセラーの資格を取得して20年。
企業内の人材研修もそういう観点から見ていると、
まず仕事そのもので”悩み”を抱いている人は少ない。

カウンセリングの世界では、
モノの見方や受け止め方を「認知」という言葉で呼んでいる。
一般に言われる加齢による”認知症”とはまた異なるもので、
ものごとの受け止め方にある偏りが生まれた場合、
これを「認知歪み」ととらえている。

この”歪み”は、
いつも言っている「悩みの3大刃煩悩時間他人)」が影響してくる。

例えば、
仕事で失敗をする。
この出来事(現象)に対して認知が歪みだすと・・・・、
1.自分の能力不足を責めるタイプ(煩悩)。
2.その失敗による評価や将来を悲観するタイプ(時間)。
3.成功している他人を妬み羨むタイプ(他人)。
代表的なのがこの3つの反応パターンである。

ところが、
この”歪み”が本人には自覚できていないことが多い。

解かりやすい例でいうなら、
周囲からの誉め言葉を素直に受け取れない。
本来なら誉め言葉は自分を肯定してくれている言葉だから、
自己愛を満たし「感情」は安定していくのだが、
心の中で、
『フン!どうせ口だけだろ』という”歪み”が、
それを受け入れようとしないどころか、
マイナス感情」まで呼び起こしていく。

なぜこういう”歪み”が生まれて来るのだろうか?
続きは明日のブログで。

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