《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「人生は全て上手くいくようにできている!」 -21-
モノが溢れ、
世の中は物質的には本当に豊かになった。
でも同時に、
”心の貧困者”は増えてきている気がする。
自分だけの損得でしか動かない人。
例えば、
電車を乗る人でも、
降りる人が先というルールを守れない人も多くなった。
降りる人もまた、
『すみません!降ります!』と声をかける人も少なくなった。
車を運転すればウィンカーも出さずに車線変更をしたり、
人ごみの中でも、
電車のシルバーシートに座ってスマフォを手放さず、
”自我の世界”に入り込んでいる人も多い。
モノは豊かになったのに、
考えてみると未だに「1円玉」はなくならない。
どうしてなのだろうか?
「1円」では何も買えない時代になっているのに。
単にスーパーの釣銭としての役割しかないのだろうか?
私はフッとこんなことを思う時がある。
『きっと「1円玉」は私達への”心の楔”として在るのだろう』と。
”1”はすべての始まり。
物事のスタートを意味する数字だ。
どんなに世の中が豊かになろうと、
いつも人としての”原点回帰”を忘れずに、
謙虚な気持ちをもって、
自分の足元を見つめながら生きなさいといわれているような。
「1円玉」は増えてくると、
財布の中で邪魔者扱いされるけど、
しっかりと”心の貯金箱”に貯め続けていきたいものである。