《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「”人生を方向転換させるには「コツ」がある”」ー24-
私の受講生でこんなことを言っていた青年がいる。
彼はサービス業で接客の仕事をしているせいか?
『お客様の感動のために・・・・』
『誰かのお役立ちを意識して行動する』といった発言が多い。
そんな彼に『仕事はどうですか?』と質問したら、
『凄く神経を使って疲れます』という言葉が返ってきた。
それぁ~そうだろう。
人は誰でも「自分のためにしか行動しないように脳がプログラムされている」。
にも拘らず「お客様の感動のために・・・」。
それはお客様自身がどう受け止めるかというお客様個人の問題。
「誰かのお役立ちを意識して行動する」。
”役に立つ”・・・それって手相手が喜ぶこと?得をすること?
これはもう上から目線そのまんまで傲慢な意識でしかない。
こういう意識の中で仕事をしているから疲れるのは当然のことだ。
私もサービス業50年以上の経験者だが、
ちょうど私がサービス業の何たるかを教えられた時代がまさにこれだった。
でも経験上から言わせてもらうならこういう意識は大間違いだ。
表面的な”作り笑顔”と耳触りの良い言葉の中には「真心は無い」。
これはサービス業に限ったことではないが、
仕事をする上で、
「誰かの為に・・・・」とか、
「会社の為に・・・・」と行動する人間で、
仕事に対する向き合い方が真っ直ぐな人は少ない。
仕事に対する向き合い方が真っ直ぐにする「コツ」は、
「”自分自身に悔いなく向き合っているか?”というだけを意識する」
その意識と行動だけが、
結果として会社の為やお客様の為になり誰かの役に立つことになっていく。
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