《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「この春社会人となった君に贈る言葉」-2-
今日、
君達に贈る言葉。
”これを死地に置き、而(しか)して後に生く!”
ちょっと古臭そうなイメージだけど、
中国の古語に出てくる言葉。
人は、
窮地に追い込まれると、
なんとかそこから脱出しようと躍起になる。
仕事でも同じ。
なかなか良い評価をもらえない。
なかなか課題がクリアできない。
仲間と上手くやれない。
上司との関係性がうまく築けない。
こういう時は、
無理をして、
他人に合わせようとしたり、
何とかして評価を得ようとしないことだ。
”無理”をすれば、
だいたいは「理」の「無い」ことばかりやることになる。
「理」とは”原理原則=真理”のこと。
こういうことをやると、
自分じゃない自分を演じて、
いつの間にか、
自分の本来の姿を見失うことになる。
この言葉の意味は、
「今の逆境、苦境を嘆いてみたところで
どうにもなることではない。
打つ手がないなら、
今は、
死んだようにじっと耐え忍んで待つことだ。
必ず後々にこの経験を生かす時が来る」
こんな意味合いかな?
この中にある、
”耐え忍んで待つ”
これは、
何もしないでボォ~としていろという意味ではない。
自分が「やれること」を、
ただひたすらやりなさいという意味。
もちろん、
挨拶、礼儀礼節、時間管理、健康管理、金銭管理などの、
基本的な事柄は”やってあたりまえ”であることも、
忘れないように。