《”ねぎたけ”こと・・・「禰宜 猛(ねぎ たけし)です」♪》
「私達は多くの”思い込み”に左右されている!」-79-
ここ数回、
ブログで健康に関する”思い込み”を書いているけど、
睡眠についても、
私達は”思い込み”をたくさんしている。
いま、
月に4回、
某大学の開放授業というので、
「健康哲学」を学んでいる。
なんでこんなものを学んでいるかというと、
私の仕事のメイン・セミナーである「意識改革セミナー」。
さまざまな業種業態の企業さんで、
人材育成の一環として取組ませていただいて15年。
今のスタイルになってからは10年。
「原理原則論」をベースに、
自分と向き合うことで、
目の前に起こる現象をどう捉えたら良いかを学ぶもの。
これを理解すると、
”悩み”は「課題」に変わり、
前向きな意志気(意識)が生み出しやすくなる。
ところが人間は、
やっぱり「心身一如」。
いわば、
一筋の川の流れのようなもの。
『早く大海原を目指して!』と、
強く目標意識をもって、
ゴールを意識すればするほど、
上流で濁りがあれば、
流れと共に、
その濁りは、
ますます濃くなって、
やがては、
川底が見えないほど濁るようになる。
つまり、
いくら気持ちだけを前向きにしたところで、
身体にチョッとした欠陥があれば、
その歯車は微妙に狂いだしてくるのが
これまた「原理原則」。
今日の睡眠だが、
私は平均すると1日4時間程度。
でも、
なんら問題は無い。
以前は忙しい時など、
明日のセミナーを考えると眠れなくなり、
すぐさま起き上がって、
デスクに向かい、
結局、一睡もしないでセミナーをやったこともある。
この「寝つきが悪い」という状態だが、
実はそのこと自体は
あまり気にしなくても大丈夫だそうである。
本当に眠くなって、
睡魔が襲ってきたら眠ればいい。
眠れない時は、
無理に寝ようとしないで、
『眠くなるまでのんびりするか!』と、
ゆうゆうたる気持ちを持つことが大切だという。
それよりも大切なことは、
実は、
起きている時間にある。
起きている時間は、
可能な限り、
身体を動かすこと。
これをしないで、
安眠を得ようと望むのは、
まったく自然の理に反していることになる。
こんなところにも、
私達は”思い込み”で惑わされているのかも。