《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く！　－61－

逆に、
他人と”比べて・競って・争う人”というのは、
議論の内容より、
まず態度や言葉で相手をねじ伏せようとしてくる。
私もサラリーマン時代に経験があるが、
何か質問をしようとすると、
『質問は受け付けない！』
『ただ言われたとおりにすれば良いんだよ！』とか、
『説明する必要は無い！』と、
肩書でモノを言ってくるタイプの管理職。
有無を言わせない態度というか、
ご本人はそれでお互いの会話が終わったと思い込んでいる。
部下に問題があって”言われたとおりにしなければならないような状況”なら仕方ないかもしれないが、
それならその説明をしっかりと伝えてやらなくてはいけない。
昨今の”パワハラ問題”の原因の多くは、
ほとんどがこうしたことが根底に在ることが多い。
第三者から見て、
『あれって”パワハラ”だよねぇ～』といったことでも、
言われている本人が、
『いいえ！
自分は”パワハラ”を受けているとは少しも感じていません！』
部下にこういわしめるような日頃からの「関係性」。

「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く人は、
こういうことが日頃からやれている。
『俺が上だ！』
『俺が一番だから！』
こういう意志気がほとんどないから、
部下の目線に降りてこれる。
部下と接している時間も多く、
語り合っう時間も多く設けている。