《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -52-
それにしても・・・・、
『これは私の仕事じゃない!』という発想は、
いったいどこから出てくるのか?
かって企業組織の中で、
女子社員が『お茶くみをするために入社したのではありません!』と立ち上がり、
社会問題にもなった時代があった。
そんな風潮に振回された企業では、
商談中の男性社員が中断してお茶を入れたり、
コピーの順番待ちで仕事の生産性が著しく低下したという、
笑えない光景までが見られたという。
まぁ~最近は、
そういう声もあまり聞かれなくなったが、
これは女性の社会進出の躍進と、
お茶やコピーは、
本人が手が離せなかったら、
手の空いている人が、
手を貸してやればよいことに気付いてきたからかもしれない。
企業だけに限らず、
組織というものの中には、
ポジションやポストは異なっても、
みんなで公平に受け持たなければならない作業が多くある。
正面玄関入口のマットが曲がっていたら、
気付いた人が直し、
シュレッダーの周りが紙くずで汚れていたら、
これも、
気が付いた人がガムテープ片手に清掃すれば1~2分で済むこと。
社内の中で仲間で競い合って、
『№1を目指そう!』などとやっているところの多くは、
こういうことがまずやれていない。