第3,090号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「比べず・競わず・争わず」に自分を磨く! -33-

 

”自立”・・・よく使う言葉だが、
この意味すら理解せずに使っている人がいかに多くいるか。
「学校を卒業したら早く”自立”したい!」という学生さん。
新入社員の入社式で、
「一日も早く”自立”して会社の役に立ちたい!』と決意を述べる新入社員代表。

どうもこういう人達は”自立”と「独立」をはき違えている。
これはセミナーでも話をさせていただくが、
”自立”とは、
「自分の意志を伝える能力のある状態」を指し、
多くの人は概ね生まれてから数か月で”自立”する。
対して「独立」というのは、
「自分以外の他に対して不快を与えない状態」を指し、
『私は独立した一人の人間です!』と胸を張れる人は少ない。

”他人に不快を与えない”
その第一歩は「礼儀・礼節」だ。
『”礼儀・礼節”といってもケーズバイケースでいろいろだから・・・難しいですよねぇ~』という方がいるが、
目上の人と向き合う時と目下の人と向き合う時。
上司と向き合う時と部下と向き合う時。
親しい人、初対面の人・・・・。
こんなふうにケースバイケースで考えるから混乱する。

ありのままの自分をさらけ出して、
今、目の前の人と素直に向き合えばよいだけのこと。
その態度や仕草で、
ご注意を受けたら素直に聞いて直せばよいし、
部下や目下の人なら、
上から目線で向き合わないことだけ。

「礼儀・礼節」とうのは演じることはできない。
ほんの些細な行動で伝わってしまうから。
だから相手を意識しないことだ。
相手を意識したとたんに、
演じるようになるのが人の性というもの。
「礼儀・礼節」とはマナーではない!
その人の「在り方」そのものだから・・・・。

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