第2,993号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ!」 ー37-

 

「心身一如」という言葉は私がセミナーでもよく使う言葉だが、
私達の心と身体は、
常にバランスを保ちあいながら、
それぞれに深いかかわりを持ちあい存在している。
「病は気から!」という言葉も、
単に精神論的なことを言っているのではない。
切り傷や擦り傷など、
特別な手当てをしなくても、
いつの間にか治ってしまっているという経験は、
誰でもがしているはず。
私も経験があるが、
『えっ!』と思うような傷口が、
いつの間にか跡形もなく治っている。
私達にはこういうもって生まれた
”自然治癒力”というものが備わっている。
生き物がその命を脅かすさまざまなものから、
自己を守るために備わっている、
生まれながらに持ち合わせている力、
それが”自己治癒力”である。

専門的な細かなことは解らないが、
”自己治癒力”は自律神経系、免疫系、ホルモン系の3つの柱から成り立っているそうである。
その3つの柱が互いに連絡し合って、
さらには脳との結びつきもあることが判っている。
ところが今の人達は、
何事も”徐々に回復する”という、
この「原理原則」を忘れているようで、
即効性のあるサプリメントに頼り、
健康診断での数値調整が
”健康指針”だと思い込んでいる人が多い。

健康で最も大切なことは、
何を食べるかとか、
何を摂取するするとか、
そういうこと以前に、
もっともっと大切なことがある。
それは自分自身の”心の「在り方」”だ。
昨今、はやりの健康経営というのも、
休みを増やすとか、
残業を減らすとか、
野菜をたくさん摂れとか、
運動をしろとかいうことの前に、
もっともっと重要なことがある。

それはあなた自身の”前向き”な意志力そのものである。

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