《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ!」 ー36-
先日、
某企業さんで”意識改革セミナー「ベーシック&アドバンス」”という社内研修を実施した。
こちらの企業さんでは今年の3月から毎月継続して、
次々に従業員の方々が受講している。
そんな中、
ただ一人、
48歳にもなろうという部長さんが、
未だに受講を渋っているようだ(笑。
別に殺されるわけではあるまいし、
それにこの2日間のセミナーは本当に楽しい2日間なのだが、
この部長さんは
どうもうこういうのが苦手と思い込んでいるようである。
以前にも、
某企業の役員さんでそういう方がいらした。
結局、
『参加するけどその前に1回見学させてよ』と人事担当者に言ってきて、
まるまる2日間の見学をしたにも関らず、
『やっぱりいいよぉ~』と逃げてしまった方がいる。
こういう人は精神的に未熟なのであろう。
大人とは、
困難に向き合って、
逃げないで立ち向かうだけの意志力と責任感、
克己心というものを持ち合わせているもの。
仕事でも人生でも人間関係でも、
人が生きている限り、
ストレスを引き起こすであろう、
さまざまな要素が待ち受けているのが人生だ。
それからいちいち逃げているようでは大人とは言えない。
私のこの2日間のセミナーは、
先に受講した人に、
後から受講する人が、
『ねぇ~どんなことするの?』と聞くと、
なぜか?
誰もが『行けば判るよ!』としか応えないそうである。
別に内緒にするよう伝えてあるわけではない。
それなのに細かな詳細を告げないのは、
それを事前に知ってしまうと、
その人のためにならないという
”思いやり”がそうさせているのだと思う。
人生ではどんな問題に遭遇するか判らない。
大切なことは、
そこから逃げ出さずに真正面方立ち向かうこと。
それが”不屈な生き方”として血となり骨となり肉となっていく。
”未成熟な生き方”をしている人は、
触られたくない部分をした隠しにして、
弱い自分を強い自分のように見せている幼子のごときもの。
”前向き”に成れずに、
恐れを抱きながら生きていると、
やがては健康そのものを壊すことにもなりかねない。
「心」とはそういう在り方を求めているものである。
人生はなにがあっても”逃げたらダメだ!”。