《”ねぎたけ”こと・・・禰宜　猛（ねぎ　たけし）です！♪》
「後ろを振り返るより前を見ろ！」　－27ー

夢は描いているだけではダメ。
どんなに大きな夢を膨らませても、
何もしないでただ待っているだけの夢なら
そういうのは”夢”とは呼ばず「幻想」と呼ぶ。
私はそういう夢なら
持たない方が良いと考えている。

ビジネスだってそうだけ、
夢も叶えることが本当の目的ではないのかもしれない。
それに向かって、
”やれること”を懸命にやる。
もしかしたら、
いや！
もしかしなくても、
本当の「目的」はきっとそこにあるはずだ。

ビジネスだって、
他社との差別化を企てて、
他社よりも優位に立って、
売上も利益も一番になることが目的なのだろうか？
営業会社の社長さんは、
部下が毎月の売上目標を大きく上回ってくれることを望んでいるのだろうか？
真に経営者と呼ばれる人は、
そういうことを望んでいるのではないと思う。
売上や利益の結果数値は、
その担当者の
それまでの取組姿勢を見測る一つの切り口ではあるだろうが、
真の経営者が望んでいることは、
掲げられた目標数値に対して、
それを達成するために、
それぞれが”やれること”を、
どれだけ諦めずに挑戦し続けてくれただろうか？
その一点だけを望んでいるはずである。

だから、
その配下で取組む人たちは、
自分がやったことを具体的に見せられることが条件になる。
『頑張ったんですけど・・・・』
『やることはやったと思ってます・・・・』
月末に、
こんな答弁をしているようでは、
仕事を”やった”とは到底いえない。