第2,923号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -43-

 

今日は”会話(話し方)”のお話し。
私は話すことが本業。
何とか今では、
何千人の間でも話すことに躊躇しなくはなったが、
その昔はあがり症で、
朝礼などで話すように指示されると、
前の晩から気になって寝付けないほどだった。
私が人生の先輩と仰ぎ尊敬する人のお一人に、
日本話し方センターの元社長さんの女性がおられるが、
この方のクラスに参加させていただいたこともある。
私の経験からいうと、
どんな”話し方”が良い悪いではなく、
その時々に応じた話し方の対応が必要ということ。
ビジネスの社会なら決論から話す。
これはもう鉄則といえる。
ところが、
”起承転結”で、
次はどうなるのだろうか?という期待を持たせながら話さなくてはならない時もある。
経験上からいうなら、
話が長くなって行く人というのは、
その話の内容を自分自身が良く理解していないことが多くある。
こんな時は、
話を伝えたい人の前に行く前に、
自分が何を話したいのかを箇条書きにして書き出すことだ。
いくつも出てくるだろうが、
その中で何が最も重要で、
何を一番に伝えたいかを考えること。
そうすると、
本質的な問題と派生的な問題とが区別出来てくる。
ビジネスの世界なら、
まずは派生的な問題は切り捨てていく。
こうすることで、
話したいことの整理が成されていく。
実際に話す時には、
本質的な問題を語る時には、
表情とか動作を加えることでより伝わりやすくなる。
後は、
場数を踏むことだ。

でも永年の経験からいうと、
言葉というのはそれそのもの自体に力があるわけではなく、
それを語る人の意志気(意識)が相手にどう伝わっているか?

そこに「言霊」というものが乗り移ってくる。
これが重要になってくる。
大切なことは、
自分自身が「〇〇を伝えよう!」という意志力だ。
その意志気(意識)だけが、
言葉や表情、態度というものを誘導してくれる。

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