《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -43-
いくら”メモ魔”といわれるようになっても、
そのメモをそのままにしておいてはダメ。
お店の売上や客数・客単価、
ユーティリティーの使用量数値など必要なものは、
電車の中とか、
休憩中にチョコチョコと見ること。
そして心の中で読み上げる。
これが結構、
無意識に頭の中に入っていく。
ファスト・フードでもパチンコ店でも、
前月の同曜日の関係数値を聴かれて、
『チョッと待ってください・・・』などと言いながら、
パソコン覗くようでは店舗責任者としては3流だ。
数字だけじゃない。
過去のメモを読み返すメリットはもっとある。
過去の出来事を振り返ることで、
自分自身の仕事をフォローアップできるし、
上司や取引先の担当者の癖なども”見える化”できてくる。
上司に呼ばれて注意を受けたりお叱りを受けた時などのメモは、
自分の問題点発見の”見える化”にもなっていく。
”仕事”に完璧の仕事などというのは存在しない。
私はそう思っている。
最初っから完璧に”仕事”をこなしていく人など見たことも、
お逢いしたことも無い。
どんなに上手くいったと思われる”仕事”でも、
仔細に振り返ってみれば、
『ここはもう少しこうしておけば…もっと・・・』と思うような反省点が必ず見つけられる。
”仕事”の腕というのは、
そんなことの繰り返しによって磨き上げられていく。
そしてもう一つ。
大きな失敗をして、
今にもつぶれそうになった時の”メモ(記録)”は、
正しく自分自身の「人生の証言者」だ。
『あの時はもぉ~ダメかと思ったけど・・・、
こうして乗り越えてきたんだぁ~!』と、
新たな意志気(意識)を奮い立たせてもくれる。
”仕事”と向き合う時は、
そんな相棒を自分で創り上げていくことをお勧めする。