第2,916号・ブログ

《”ねぎたけ”こと・・・禰宜 猛(ねぎ たけし)です!♪》
「この春、社会人となった君に贈るメッセージ」 -37-

 

5月も半ばを過ぎて、
そろそろお客様気分も抜け、
一人ひとり、
それぞれに仕事が与えられ、
その「本質」が徐々に試される時期に来た。

”仕事”というのは、
いつも言っているけど、
「仕(つかえる)」と「事(つかえる)」という字が並ぶ。
これは、
会社に仕えるとか、
お客様に仕えるといった、
そんな表面的な意味を伝えているのではない。
「仕事とは我に仕(つか)え、我が成すことに事(つか)える」
”神語全集”なる古き書物にもしっかりと記されている。

この意味は、
”仕事”とは組織に仕えるのではなく、
いつも己自身に仕えることを意味している。
”自分に仕える”とは、
仕事に対する考え方、
そして、
それに対する取組み方が試されている場であるということ。

にわか経験の”思い込み”で取り掛からないことだ。
優秀な上司ほど、
指示された仕事が”出来たか否か?”では測らない。
どう取組んできたかを測る。
報告・連絡・相談をしているか?
小まめに途中報告を入れ、
さり気なく、
こちらの意図することをくみ取ろうとしているか?
大切なことは、
与えられた一つの仕事から、
上司との「関係性」を築き上げていくことである。
『君に任せたよ!』という言葉の表面だけを受け止めて、
途中で上司が方向修正をしてあげようとすると、
『私に任せるとおっしゃいましたよね』などと、
己の足元見ないで行動すると大きな間違いの元。
その仕事が上手くいかないどころか、
上司からの信頼も失うことになる。

”思い込み”というのは、
私達をとかく間違った方向に引きずり込んでいく。
”思い込み”には、
いろいろな”思い込み”が存在する。

明日のブログはそのあたりの話を!

禰宜猛のアバター

投稿者


最近の投稿


カテゴリー